万券のジーコ

アラフォー金融マンの競馬ライフ

重賞回顧 ダイヤモンドS

2005年02月15日 00時28分37秒 | 重賞回顧
3400mの長丁場、前半1000m通過は予想通り65、6のSペース。しかし、7F目に11、5秒とペースアップ、その後12、3-12、4と立て続けに12秒台前半と、ここでのペースが人気の中距離馬に重く圧し掛かり波乱の原因となったのか?
 
1着ウイングランツ
10Rの立春賞を除外され、やむなくここへ。51kgの軽ハンデも味方したのは否めないが左回りではモタれることなく、直線では実に長く良い脚を使う。陣営の強気に重賞挑戦もうなずける左回り巧者。今後はコース、距離をどれだけ幅広く適応するかが鍵。
 鞍上の松岡Jは重賞初制覇、おめでとう。藤岡Jとともに今後注目若手。
2着ハイフレンドトライ
さすがは長距離ご用達のリアルシャダイ産駒。東京コースでの立ち回りに一抹の不安もあったがそれは杞憂、今後も長距離路線では注目。ただ、今回ハンデ52kgに恵まれたのは事実、別定戦ではまだ割引必要か?
3着チャクラ
軽量馬2頭ワンツーに対し3着確保で一応の貫禄?をしめした。やはりこの馬はスタミナはある、レースの上がりも35秒台、長距離戦、とチャクラにとって勝つべき下地は十分にあった。やや、鞍上が大事に乗りすぎたか?しかし、1・2着馬とは同斤量なら断然実力上位であり、天皇賞春では警戒必要。5番人気以下なら狙うべし。

4着ハイアーゲーム
SS産駒の長距離砲マンハッタンカフェと同配合という事で長距離向きと見られていた感があるが、菊、今回の結果を見るとベストは2000~2400m位か?とすれば不向きは3400mでも4着に押し上げてくるあたり東京コースは合っている。狙い時は適距離の東京コース。
6着ワンダードリーム
前走、2着に下したウイングランツが奇しくも同じ51kgで優勝。距離が伸びてドリームウェル産駒とダンスインザダーク産駒の差がでたか?しかし、同馬も6着とはいえハイアーゲームとタイム差無し、自己条件なら有力。いずれはOPまで上げってくる素材。
8着グラスポジション
使い詰めで調子も下降線だったのかもしれないが、道中最後方で4角では激しく追って大外まくり。案の定、坂上で一杯になってそのまま・・・
血統的には天皇賞春で狙いたい馬だけに乗り替わり時に狙いか?

馬券反省
○チャクラ、▲ハイフレンドトライは血統的に狙い通りだったが、ウイングランツは無印、完敗。
◎グラスポジションにはもうガッカリ、あれ程鞍上が心配と言っていたのに父リアルシャダイに惹かれてつい・・

3連単が始まり、上位人気同士でも組み合わせ次第では高配当になる事もしばしば、いつの間にか上位人気馬偏重の予想になってしまっている。馬連時代を思い出し、もっと人気薄を大胆に頭に据える予想を展開しなければ、と反省させられるレースだった。

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