気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

不幸の連鎖現象は断ち切れるか!

2008-07-28 15:27:34 | ボウリング

 先日ツレのボールが一つマシントラブルで壊れたんですが、その不幸が私にもやってきてしまいました。しかも!当たっている一番新しいナノデスアキュコアが・・・・・・無惨な姿に!ちょうどローリングトラック上なので投げると挙動が変わってしまって、納得のいくピンアクションが出ないので、審判員とボウリング場の支配人に申し出て修理に出すことにしました。試合の途中なので急いで他のボールにしたのですが、そういう場合はメンタル面で落ち込みますね。すべてが悪い方向へと結びつけてしまうのです。

 結果は9GでAv147と散々でした。ここ最近では一番悪いスコアです。最後はボールを落とし気味になり、曲がってもピンの手前でボールが死んでしまう状態になっていました。何度も優勝している女子の大御所が「もったいないよ~」とアドバイスしてくれたのですが、巧くいきません。練習して次の大会までには持ち直しておきたいです。

 ツレは9フレまでストライクを続けてもう少しで場内アナウンスだったんですが、惜しくも10フレ一投目が10番ピンタップで残り、パーフェクトは達成出来ませんでした。他のゲームは低レベルだったらしいのですが、まあしょうがないです。メンタル面が弱いので自分で自滅するようです。

 疲れ切って家に帰りさて夕飯はどうしょうかと思っていたら、なんと子供達だけでエビピラフとエビフライを作っていてくれていたんです。冷凍とはいえエビフライは油を使うので結構手間がかかりますよね。でも二人協力しながら作っていました。お風呂も沸いていて、私の好きなラベンダーのバスソルトで出迎えてくれました。もうそれだけでも気分はハイなのに、オイルマッサージもしてくれてもう幸せの絶頂です。そうAちゃんはマッサージ上手なんです。暖かい手でしっかりツボを心得ていて、肩や首筋、背筋、腰をマッサージするのが本当に上手なので、母はもう涙が出るくらい嬉しいです。


究極奥義?!

2008-07-23 17:54:07 | ボウリング

 ボウリングのフォームは十人十色です。基本的にはファールせずにボールをレーンに転がしてやって10P取れれば良いだけのことです。四歩助走・五歩助走もっと沢山歩数をかける方もいます。でも基本的に一人につき一つの投げ方という人がほとんどだと思います。

 私は数種類のフォームを使い分けています。基本フォームを入れると六通りあります。普通の方でも当日のレーン(オイルの状態)にアジャストさせるために手首や親指の向き、スタンスの位置、スパットをずらすための立ち位置の変化、ボールの速度を変えるためのスイングや構える高さの調整、などなどを考えると様々に投げ方を変化させて対応します。それがぴったり合ったときには良いスコアに結びつきますし、ずれてしまえば自滅します。ボールを取り替えるタイミングやラインを左にずらすタイミングは気を使うし、対戦相手との駆け引きもここがポイントになります。先に動いた方のボールの動きを見てから決めるという強者もいます。安易に出来ません。仲間内で「ラインを作る」事はやりますが、普段は自分だけで考えています。

今回の話はそれとは違う事です。まるで別人が投げるような話なのです。

 二つ目のフォームが生まれたきっかけは1G中12個のガターが原因です。当時は五枚外というラインが主流でそこを使って投げていたのですが膝の故障が原因でリリースが巧くいかずにガターばかりになってしまったのです。私は当時四歩助走で最後は左足をスライドさせて投球するのですが、膝が痛く踏ん張りが効かず巧くいきません。翌日は大きな大会が控えているのに・・・・と落ち込みまくっていたら、センターの所属プロが「真ん中に立って真ん中に投げる」というフォームを伝授してくれたのです。真夜中(といっても当時は午前2時まで営業していました)にプロがレーンの中央に立って「俺に向かって投げろ!」とまるで星一徹のような感じです。私も必死で「はい!はい!」と泣きながら投げていました。おかげで「中央投げ」は無事会得して大会はガターを出さずに投げることが出来ました。これはレーンが遅くなったときや自分が疲れているときに有効です。またコントロールが効かないほどフォームが安定しなくなったときに自分自身をリセットするためにも使います。

 三つ目の投げ方は4番7番ピンが残った場合の投げ方です。レーンの端に立ち、力を入れずにレーンにボールを転がしてやる投法です。腕だけはまっすぐに出しますが親指は7番ピン方向に向けます。見事に弧を描いてボールは曲がって行きます。普通に投げるとピンの手前で落ちてしまうので苦肉の策で生まれました。オイルを利用して曲げる投法です。仲間達は「姑息な手段」と呼んでます。私は「超スローボール7番ピン用」と名付けています。初めて見た人は「心臓に悪い」と言います。全然違う方向にボールを押し出すので「オイオイどこに投げているんだよ!」と思うようです。でもちゃんとボールは左端のピンをとらえます。

 四つ目は長男息子が教わっている「ケーゲル方式」と呼んでいるやり方です。ボールを体の中心で構え、レーンとピンに対して左肩を前に全体を斜めに構え、左手を前に突き出してインステップ気味に歩き、リリース時に思い切って左手を左側に開き、ボールの重みを利用したゆっくりしたスイングで、丁寧にリリースする投法です。現在ケーゲルセンターでジュニアや力の無い女性用にと勧めている投法です。ポイントは左手の親指を下に向けることと、肩の開きです。従来の投法では「ピンに対して肩は平行」というのが「正しい」とされてきましたから、大変な改革です。でも間接の柔らかいジュニアや力のない女性はボールの重みでどうしても脇が開いてしまいます。それを補うために最初から開いて斜めにしておいてから、リリースするときに自然に戻すという理論です。最初は戸惑いますが、出来るようになるとコントロールは安定しますし、ボールの速度も上がります。従来の考えを否定しなければならないので体と頭がついてきません。初めから出来るのは知識や経験が浅い初心者や、やる気のある人です。

長男息子は体が柔らかいのでとても上手にできます。バックスイングも高く、フォロースイングも綺麗に振れて、左足に体重をしっかりかけて体を安定させ、右足は綺麗に左に向かって上がります。とても大きくゆったりしたフォームなのでボールのスピードが上がるとは思えないのですが、実際にレーンのボール速度を計測すると2・3キロは簡単にアップします。ピンアクションにも影響がでますから、このままフォームを安定して覚えて、ボールの回転数のアップと曲がりを覚えれば驚異的です。うかうかしていられません。彼に教えるために母も始めてみました。やってみると案外良いスコアが出たので、レーンが遅くなったときにやる投球法にしています。女性はスピードを上げるのが困難ですからね。

 五番目の投げ方は基本投球に似ているのですが、脇をがっちり締め付けて、ボールも腰の脇に構える投法です。主にスペアーを取るときに普段から使います。

 普通に投げれば良いのに、器用貧乏というのがぴったりですね。基本の投球にも様々なアジャスト方法があるのに、他の投げ方もします。ボールも替えたりします。それでもアベレージがやっと200前後なんですから、下手くそぶりが分かります。

 でもAちゃんの両手投げだけは出来ません。完敗です!PBAにも両手投げボウラーはいます。是非ともこのまま両手投げを続けて「究極奥義」にして欲しいです。もっとも今でも「カメハメ波」と呼ばれています。ちょうどフィニッシュの腕が某アニメの奥義にそっくりなので「剛掌波」とも呼ばれています。すごいでしょう?スイングの替わりに体全体で押し出します。アプローチ上はまるで走っているようです。バックアップ気味な曲がりを調整して7番ピンも10番ピンもスペアー出来ます。ホールを開けないで投げていると思って居る人が多いようですがしっかり三本指で投球しています。添えている左手で曲がりを調節します。両手を前方に押し出すので「カメハメ波」です。彼女にしかできない究極奥義です。


さよならアンビシャス

2008-07-15 09:17:00 | ボウリング

ボウリングはお金がかかるスポーツです。ゴルフも相当かかりますが、どちらが高くつくのかを考えるとどうでしょうね。我が家は四人家族全員でやるので相当な出費です。食費よりもボウリングにかかる方が多いです。練習も無料券を使ったりサービスデーを利用したりしますが、遠征費やエントリー費も馬鹿になりません。用品も結構な金額です。フィンガーテープに1500円、クリーナーに1000円なんて普通です。ボールもピンキリなんです。

我が家には使用しているボールが四人分で18個あります。定額で買ったら相当な金額です。新品で良いボールが発売されるとつい欲しくなりますが、やっぱり先立つものが無いと無理です。なのに先日センターのマシントラブルでツレのボールが一個壊れてしまったのです。

ボールは永遠に使える用具ではありません。総投球数が決まっています。三年保つボールはないですね。消耗品だと思います。それにマシントラブルやガターに落とした際に傷がついたりします。普通に投げていてもローリングトラック上に無数の小さな傷がつきます。研磨をしたりオイル抜きをしたりしてメンテナンスはするのですが限界はあります。今回のトラブルは完全にセンターのマシンによるボール破壊でした。見たこともないくらい酷い傷です。まるで彫刻刀でオブジェを作ったかのようです。深い場所で1㎝以上は削れています。多少の傷なら研磨するとかプラグ材で埋めることで修理できるのですが今回は誰の目から見ても修理不可能です。センターによってはそういうトラブル補償はしないと明言しているところもあるのですが、今回は支配人と相談してとの事。同じボールはもう販売されていないらしいので、同じレベルのボールか新品新発売のボールを差額分を出して・・・・という交渉になるでしょう。以前に母のボールが傷を付けられたときには同じボールを貰いました。「同ボールで2回目の傷だったので修理で終わらせるのか?」とのクレームに対処してくれたのです。まあ穏便に済んだのでお互いに良かったのです。

あれからツレは毎日HPと雑誌、カタログを見比べています。新しいボールで欲しい物があるらしいのですが、果たして巧くいきますかどうか・・・。今後の展開をまた報告しますね。


ハンデは悪い物ですか?

2008-07-14 18:14:43 | ボウリング

 某雑誌(といってもボウリング雑誌は一誌しかないのですが^^;)にハンデキャップの付け方が不公平だとか、計算の基準が曖昧だとかの投稿がありました。それに反論したり独自の理論を展開したりと、数ヶ月にわたって論議がされています。某掲示板サイトでも盛り上がる話題です。老若男女一緒にプレイそして競技が出来るスポーツはボウリングやゴルフがありますが、やはりハンデは必要です。正当な権利だと思います。不正な操作がないという根本的な事に基づけばですけど。一般的なセンターリーグでは男女別ハンデや年齢ハンデを採用しています。その他に個人の力量に合わせたハンデが採用されるゲームもあります。

先日の大会でそのハンデが問題になったんです。今回の大会でのハンデは一つ前に行われた大会の結果に基づいたハンデが採用されていました。優勝したツレはHD9。お兄ちゃんはHD63、AちゃんはHD61、母はHD18でした。スクラッチ(ハンデを入れないスコア)ではAちゃんは一番下ですが、ハンデを入れるとツレ(お父さん)のスクラッチと一緒くらいになるのです。そこが面白いところなんですよ。ほぼ200点を基準にハンデが付けられるので、スクラッチで頑張ると良い順位になるのです。

で・・・・今回はお兄ちゃん頑張りました!HD63なのに191という高スコアを2ゲームもマークして一気に決勝シュートアウトに出場できたのです。予選6Gでのスコアはハンデ込み1296点。母はハンデ込みで1286ですから負けてます。男女別ですので決勝進出者数も変わりますが、二人で決勝に出場できて大喜びです。ツレとAちゃんは残念ながら敗退です。予選の途中で「あのスコアであのハンデは酷いよなぁ、勝てるわけ無いじゃん!」という会話が聞こえたのです。何でも60P以上持って居るのに190を打った人がいるとか・・・・・。後で考えればそれってお兄ちゃん?まあたまに「当たる」事があるんですよね。だから面白いんです。180前後のAvの選手がたまに200をアップするととたんにスコアが跳ね上がります。パーフェクトを出してもハンデで負けることもあり得ますから^^;

 さて決勝1Gシュートアウトですがここでもお兄ちゃん頑張りました。170という高スコアをマーク、HD込みで233です。でも2P足らずに決勝ステップラダーへと進む事は出来ませんでした。でも総合4位という立派な成績です。母は177とちょっと低くて残念総合で6位です。Aちゃんは帰りの車中で機嫌が悪いので話を聞くとどうやらブービーメーカー(最下位)だったのが気に入らない様子。順位表を見直すとAちゃんの下にまだ8人もいます。「最下位じゃないよ」と教えてあげるととたんにご機嫌になりました。

 今まで最年少出場者だったのが今回から年下の仲間が来てくれて「うれしい」って言ってます。男子の最年少はまだお兄ちゃん(13歳)なのでそれが残念ですね。どんどん大会に出て修行して貰いたいです。

 相変わらずゲーム中の涙は健在のAちゃん。ギャラリーも知っているので「Aちゃん!がんばれ!」とコールがかかります。最終ゲームは160も出したのですから機嫌とスコアは比例しているようです。問題はメンタル面ということですね。難しいです。


下手な鉄砲・・・・

2008-07-09 14:32:27 | ボウリング

昔からの言い伝えは本当だったんだと実感している今日この頃です。というのも先にも書いたのですが毎年プロアマオープン戦が開催され、その出場権をかけた予選会が三ヶ月にわたって各地で行われるのです。総出場者の数は多いのですが、各センターでの予選を通るのは三名のみです。6Gで1300台の場合もあるし1000前後で通る場合もあります。参加するメンバーの技量やセンターの相性、オイルパターンなどによって左右されます。私自身は五月早々に出場権を得ていました。なのに・・・・・ツレは全然駄目だったんです。フォームの改造をしたのが原因だとか色々理由を言うのですが、そういった言い訳をするツレに怒っていました。どういう状態であれ頑張るしかないんですからね。で、7回目にしてやっと予選を通ったのです。下手な鉄砲数打ちゃ当たるですね。予選会参加費は一回につき3000円ですから、21000円もかかって居るんです。交通費も馬鹿になりません。ガソリン代が高騰していますしね。先週の土曜日に自宅近くで開催される予選会を最後にすると出かけて行きました。本当は応援(冷やかし?!)に行きたかったのですが敢えて自宅でのんびりテレビを見ることにしました。まあどうせまた落ちてくるだろうしね・・って思っていたんです。ところがもう12時を回ろうとしていた夜中に寝室のドアが叩かれるじゃありませんか!「ごめん・・・もう寝てたよね?」と言いながらもうれしそうにスコア表と予選会通過の書類(領収書)を見せるツレ。「すっご~い!」前半は少しだけ足りなかったのですが残り2Gで怒濤のまくりをみせ7連続ストライク!次のゲームもノーミスで・・・・結果三位通過。良いんですよ。通れば!これで二年連続夫婦二人で本戦出場を果たすことが出来ました。

翌日はNBFのトリオ戦。H君とK君が遅刻して大顰蹙を買う中自分たちはそこそこのスコアをまとめることが出来たので満足。お兄ちゃんも頑張って投げきりました。二人が遅刻する中、気をもんで電話をしまくっていた私の横で彼が心配していたのは二枚あるユニフォームのどっちを着れば良いのか・・だったんです。面白いぞアスペルガー!視点が違うでしょう?

今月は毎週大会です。後半は夏休みなのでちょっとは楽になるかな。相変わらずマイペースなAちゃんは「今日は見たいテレビもあるし、宿題も終わってないからリーグは休むね!」と言いながらゲームをしていたので、しっかり母に喝をいれられていました。あたりまえだっつ~の!勉強を優先させるのは良いけどゲームはやらなくていいのでは?おまけに家中にあふれる靴下。どうして子供って靴下を脱いじゃうんでしょうね。子供達の通った道筋には蛇の抜け殻のように靴下やジャージが点々と残されています。でもユニフォームだけは大事にしてます。

最近ホットフィックスというクリスタルビーズでシャツや携帯にデコアートをするのに凝ってます。プロテクターや靴、ユニフォームもきらきらにしてます。女子プロでも酒井プロがやっていますね。意外と素材は高いのですが色々作っては貼り付けています。靴下やただのユニクロTシャツもオリジナルな物になるので嬉しいです。最初に出会ったのはホノルルでした。綺麗にビーズで椰子の木やイルカが描かれていて、お揃いの靴下も買って今でも大切にしています。もともとはネイルアートが始まりだそうですね。携帯もデコアートしたり、オリジナルな一品は作るのも見るのも楽しいです。ツレはステッカーを作るのが得意なので二人で時間があるときはこつこつやってます。

本戦まであと一ヶ月。去年はこの辺りで骨折したので、今回は慎重に行動してます^^;