Unsustainable Life

持続可能性って?

ドイツツアー感想文

2005年10月27日 | 日常生活・戯言
ドイツツアーの感想文(800字程度)を書いた。
自分の文章力のなさは、悲しくなってくる…。
普段からきちんとした文章を書いてないから
さんざん家族にけなされつつできた文章がこれ。


“環境先進国”と言われるドイツを訪れて

 ドイツは昔からの古い建物が多く残り、町並みがとてもきれいな大都市であるのにも関わらず緑がたくさんある本当にすばらしい国でした。実際に行くまでは、ドイツでは環境のことを考えて行動している人がたくさんいるというイメージがありました。しかし、“環境先進国ドイツ”を実際に訪れてみてわかったのは、ドイツ人は必ずしも環境に対して高い意識を持って取り組んでいるのではなく、しっかりとした政策があり、その中で人々が自然と環境に配慮した暮らしをしているということでした。ドイツでは、環境に良い行いをすることが便利で快適であったり、得することにつながるような社会システムになっています。例えば、公共交通はとてもよく発達していて、自転車を持ち込めたり、犬を連れ込めるなど便利で、価格も安いのでよく利用されています。また、ビンやペットボトルなどはデポジット制度を取っていて、回収に出すとお金が返ってくるので回収率はとても高くなっています。そのような政策面において、日本はまだまだドイツから学ぶべきことがたくさんあると思います。
 訪問先で一番印象に残っているところは、環境教育施設emshofです。ここでは、子どもたち自身が農場の運営を行ったり、動物の世話をすることを通じて、体験的に自然について学ぶことができます。そのようなところからも、ドイツでは環境教育にとても力を入れているという印象を受けました。
 このツアーでは、年齢も地域も職業もさまざまな、いろいろな分野から環境問題についてアプローチされている方々が参加されていたので、他の参加者の方々から学ぶこともたくさんありました。十日間という長いようで短い間、とても有意義な時間を過ごすことができました。最後まで参加するかどうか迷いましたが、本当に参加してよかったと思います。今度は語学やドイツのことをもっとよく勉強して、ぜひまたドイツを訪れたいと思いました。

環境関連図書

2005年10月25日 | 大学

昨日大学の環境展の続き。

図書館で、環境関連の推薦図書案内の冊子をもらった。

でももうちょっとコンパクトにまとめたら紙の節約になると思うんだけど…?
紙無駄に使いすぎじゃないですかね。。
なんかしっかりしたきれいな紙使ってるっぽいし。
まぁそんなのは言い出したらキリがないかも

ちょうど今月末までにFoEに提出のドイツツアーの感想文の足しにでもなるかと思って借りてた
(いつものごとく返却期限が切れてる…)「環境先進国ドイツの今」って本が載ってた。
あとつい最近まで借りてた「フライブルク環境レポート」とか。

あたしの持ってる本では、
中国で環境問題にとりくむ」「大江戸リサイクル事情」「いちばん大事なこと
とかが載ってた。

環境関連本はほんといっぱいあって読み切れない。。
持ってるだけとか借りてみただけとか読んでないのあるし…
ちゃんと読まなきゃなぁ。。


昨日、今日燃料電池自動車が来るって聞いたけど、来てたのかな。
どこに来てたんだろ。見てないや。見てみたかったな

ダイオキシン

2005年10月24日 | 大学

今日の社会学は、ダイオキシン

この社会学の授業は毎回すごく楽しい。先生マイクの持ち方変だけど。
今あたしの中で、一押しの授業です。

今日の授業の内容は、結論から言うと、
ダイオキシンは、今分かっている研究結果として、
急性皮膚炎症の健康被害しかないってこと。

急性。だから、治る

でも天下の広辞苑には、
ダイオキシン[dioxin]
…これは猛毒で、発癌性や催奇形性がが強い。…
そして、
かれはざい[枯葉剤]
除草剤の一種。
アメリカ軍がベトナム戦争で化学兵器として使用したダイオキシンを含むものは、
特に毒性が強く、散布地域に癌・先天性異常・流産・死産などが多発。
って書いてあるわけです。


だから、ダイオキシンが急性毒性しかないなんて、目からウロコですよ。
米軍が散布した枯葉剤は今でも現地に悪影響がある、
って話も聞いたことがあるような気がする。。


まだ記憶に新しい2004年12月のウクライナ大統領選で、
ユシチェンコ氏がダイオキシンで暗殺を謀られたって話。
基準値の1000倍のダイオキシンが検出されたにもかかわらず彼は今でも生きている。

関連:ダイオキシンで暗殺?[市民のための環境学ガイド]


ダイオキシンは、それ自体に有用性はなく、
化学物質トリクロロフェノール(除草、防腐剤)合成プロセスで生成される副生成物。

1970年前後アメリカで、ベトナム反戦運動の際、
本当は因果関係がなかったのにも関わらず、
“枯葉剤が含むダイオキシンで現地に奇形児多発”と報じられた。

そして、1976年セベソ事件。イタリアの枯葉剤工場が爆発。
原因は工員の操作ミス。

20万人の住民が強制退去をさせられ、2000頭の家畜が死亡。
(これは授業での数字で、ここでは強制退去700名って明らかに桁が違いすぎるのですが?

家畜大量死の不気味な報道映像が恐怖を増幅。

しかし、この家畜大量死は、住民が退去したことによる餓死
そりゃあエサをあげる人がいなくなれば家畜は死ぬしかない…

そして、1997年所沢ダイオキシン事件

テレビ朝日のニュースステーションで、
“所沢野菜のダイオキシン汚染”について特集で取り上げられた。
これを受けて、地元環境団体も「新生児死亡率と焼却量が比例('82~'93)」と発表。

所沢野菜は全く売れなくなり、経済的大打撃を被る。
そして、妊婦・若年世帯大量転出。

結局、この所沢野菜のダイオキシン汚染の危険性を指摘していた
摂南大学教授の宮田秀明氏の発言は虚偽で、
(関連:http://www.bund.org/opinion/1128-5.htm
地元環境団体のグラフも最新の'93~'97年の都合の悪い結果は発表せず、情報操作をしていた。

彼らはごみ問題の総合的な問題提起をしたかった。

'99年ダイオキシン対策特別措置法
ダイオキシン類対策(環境庁)

1600基の大型施設×数億~数十億→数兆円

果たして、あまり危険性のないダイオキシンに大量の税金を使う必要はあるのか、と。



でも、この授業の話が本当だとしたら(本当なんだろうけど)、
“枯葉剤→奇形児”は本当になんだったの?
あんなに騒がれたダイオキシンはなんだったの?
いや~、世の中ってわからない


関連:ダイオキシンってなあに?(環境庁)

環境展

2005年10月24日 | 大学

今日から4日間、大学で環境展って、
いろいろ環境についての展示をしてるみたい。

土曜Paper-Planの展示もあった。

学内の取り組みをあたしは本当に知らないなぁ。。
とくにキャン○コ。
去年いたときはなにもわかってなかったって思う。。
外に出て初めてよく見えてきた。…そんな言い方は失礼か
まぁサークルだし内部でいろいろあるみたいだけど。

ともかく、もうちょっと学内に目を向けてみようかとも思う。


あと、そこに来てた人の話。
東京ディズニーランドの周りのホテルからの
排水で周りの海がすごい汚れてるんだって。

だから、
石油を使ってない環境負荷の少ないシャンプーとか石鹸とか使えば、
植林とかわざわざ大変なことをしなくても、環境にいいことができるって。

確かに。。。
もっとみんながそういうのに目を向けたほうがいいかも。

んであとから聞いた話、
実はその人、“環境に優しい”化粧品の宣伝に来ていたらしい