Unsustainable Life

持続可能性って?

ディーゼルエンジン

2005年06月23日 | 大学

授業で、SPMとNOxの規制のことをやった。

SPMとは、浮遊粒子状物質のことで、
NOxとは、窒素酸化物のことです。


ビデオで、国道線沿いに住んでいる人が、
部屋の窓とかを雑巾で拭いて、真っ黒になったのを、
全部、SPMのせいだっていってたけど、

私の家もそう。ホコリを吹くと雑巾が真っ黒になる。
きっと首都高速と環八が近くにあるから。

でも、ホコリは黒いもんだと思ってたけど。
洗濯物にもみんなSPMがくっついてるのかな。
ちょっと恐ろしくなった。
灰もSPMで汚れてるんだろうか。


ディーゼルエンジンは、燃費がいいので
CO2の排出量が少なく、エネルギー消費が少ないというメリットがある。

そして、燃料となる軽油はガソリンより安く売られている。


ガソリンと軽油はほとんど製造コストは同じだけど、
軽油のが安いのは税金の割合が違うかららしい。


どうして軽油のが税金が安く設定されているかというと、
運送屋さんの保護のためだとか。
ここらへんはあんまり詳しく授業では触れなかったけど。


軽油のが安いからって、ディーゼル車が増えているらしい。
ディーゼル車はとっくに少なくなってるんだと思ってた。

ディーゼル車がどうして問題かというと、
構造上、不完全燃焼しやすく、すすが出やすい。

これが、気管支喘息や慢性気管支炎を起こしたりする。
ビデオで出てきたこの患者さんたちを見てショックだった。

公害を引き起こす窒素酸化物の規制も大事だけど、
人間の健康被害を及ぼすSPMも怖い。

でも、NOxとSPMの規制は二律背反で、
どっちかを規制すると、どっちかが増えてしまうらしい。

日本では、NOxの方が規制が厳しいけど、
CO2による温暖化がより深刻な海外(欧米)では
逆にSPMよりもNOxの規制のが厳しい。


NOxとSPMもどっちも出さないようにするには

車に乗らない

のが、一番だと思う。

車に全く乗らないのは無理だけど、
自家用車に乗らない、なら便利な都会に住んでればきっとできる。

実際、私の家には車がないけど、別に特に困ることはないし。
愛犬と一緒に遠出ができないくらいで。

みんながマイカーを持つのをやめればいいのに。
…なんて言っても、きっとみんな便利な生活をしてたらやめられないよね。


そしたら、もっと環境基準を厳しくしたり、
もっと税金をかけるをかけたりするしかないのかな。


こういうのってどうしたら解決できるんだろ。誰が解決できるんだろ。



関連:ISUZU:ディーゼルゼミナール
http://www.isuzu.co.jp/semi/diesel_1/index.html

外来種

2005年06月21日 | 大学

奄美大島の外来種問題のことを授業で習った。

ハブを退治するために、天敵と思われていたマングースを放ったけど、
そのマングースはハブを食べるどころか、
農作物を荒らしたり、島の固有種を食べて絶滅に追いやった。
だから、環境省はマングースを撲滅させることにしたらしい。

本当に人間は、自分勝手だと思う。

マングースは、そこにいつの間にか連れられて、
ただ繁殖しただけなのに、
やっぱり迷惑だからって駆除されるなんて。

その授業で見たビデオの中で関係者の人が、
「でも、固有種を守るためには仕方ない」
ということを言っていた。


前に聞いた千石先生のお話を思い出した。

外来種のせいで在来種がひどい目にあってるし、
外来種は「いないのがしかるべき」であるから
駆除するのはかわいそうなことではない。

って。

どうしてそこまでして在来種を守らなくちゃいけないか、
ちょっとよくわからない。

なにか困ることある?
…これを言っちゃったらおしまいかなぁ。。

でも、外来種は動物愛護対象にはならないってこと??
よくわからない。


暮らし改善?

2005年06月15日 | 大学

学部の友達といろいろ語りました。

友達は、サークルで環境教育をしてる。
児童館や小学校に行ったり。

私も、環境教育はすごく大事だと思うけど、

今回ボランティアして思ったのは、
環境NGOの人さえも、
やっぱり便利な生活は捨てられないし、
そうしないと暮らしていけない。

そんな世の中だからこそ、
やっぱり「暮らし」から変えなくちゃいけないのかなって思った。

「暮らし」を変える前に、
「意識改革」ってのがもちろん大事だと思うし、
そのための「環境教育」は大事だけど、

やっぱり、それで終わるんじゃなくて、
それからどうしなくちゃいけないかだし、

「どうして環境を守るか」を考えるのも大事だけど、
そのまえに「環境を壊さない」ような生活を
元から自然にできるようになればいいと思う。

もっと生活自体をみんなが変えなくちゃいけないんじゃないかと思って。

意識改革も大事だけど、
自然体験を一回したくらいで意識は大して変わらないわけだし。

自然体験しても、
やっぱり都会に帰ってきたら都会の生活がある。

それはやっぱりなかなか変えられるものじゃない。


今回のボランティアで、
私の興味が、
環境教育」→「暮らし改善」に
ちょっと変わった気がする。

というか、友達と話す中でそういう風に思った。


どうやって「暮らし」を変えていくかを
これからもっと考えていきたいと思う。


万博最終日

2005年06月12日 | ボランティア

昨日の夜は、みんなで飲み会だったようです。
私は行きませんでした…。最後なんだし行けばよかったかも!

やっぱりノリ悪いかな。
でも夜遅いとやっぱり最終日辛そうだから…
でも最終日だからこそ勢いで行っちゃえばよかったかも。
まぁ今更どうしようもないけどね。

みんなが帰ってくるの遅いせいで寝られませんでした(笑

日曜の朝はやっぱりリニモはすごく混んでます。
ありえない混み方。

そういえば、リニモにも、会場内にも人員投入しすぎのような気がします。
あるパビリオンでは、下手するとスタッフのが多いみたいなことにも…。

人件費にお金かけすぎのような…
日曜とか混雑するときには必要かもしれないけど、普段は必要ない気がした。

そういえば、リニモにはつり革がありません。つかまるところがなくて困る!

振動や騒音は少ないけど、
べつにそんなに普通の電車と変わらないような気もした。


50年後のメッセージに、
「自然が多い」とか「緑いっぱいがいい」
とか子どもはそういうことをかいてくれてるけど、

それはもうただそう教え込まれてるからかなって。

本当に「自然」を知ってるんだろうかってちょっと思った…

子どもがそういうのいっぱい書いてくれるのは
すごくいいことだとは思うけど。


だからそういうこと書いてくれた子(ちょっと学年が上の子)に
「周りに自然いっぱいある?」
とか
「きれいな自然残すためになにかしてる?」
みたいなことを聞いてみたけど、

「分別してる」
とか
「なにもしてない」
とか
「よくわからない」
みたいなそんな返事でした…。


でもやっぱりただ書いてもらうだけじゃなくて、
そういうの聞いてみるのも面白いなって最終日になって思った…


そういえば、地球を「なんの国?」「どこの国?」っていう子が
結構いて、「地球」を知らないのか…ってちょっとショックでした。
園児や小学校低学年には難しかったかな…


ボランティアの人たちみんなで寄せ書きしました。
今日や明日で最後の人が多いから。

今回、ボランティアに来て、
自分はなにができたのかってよくわからないけど、

万博に来て、他のボランティアさんからたくさんの刺激をいただいて
やっぱり本当に来て良かったと思います。

このメンバーでボランティアできたのも最高です。


帰りに、Bundjugendの方々に会いました。

英語と独語と…みんなインターナショナルです。
英語なら言ってることはわかるんだけどしゃべれない…

外国語がんばろうって本気で思ったのも万博に来たおかげ。


ともかくいい経験をしました。
本当に行って良かった。これからも課題がいっぱいです。