外川目ときどき賢治さん

「早池峰賢治の会」会長の浅沼利一郎さんと巡る宮沢賢治の作品原風景。

学びの時間~楢ノ木大学舎~

2011-06-20 14:09:56 | 取材

6月19日(日)、滝沢村の南部曲家「藤倉邸」を会場に

楢ノ木大学舎の講座が開催されました。

楢ノ木大学舎とは、賢治さんの童話「楢ノ木大学士の野宿」から

ネーミングをもじったもの。

主催は、このブログのバナーでおなじみの盛岡サイエンスさんです。

 

「賢治とその周辺についての定期講座」と銘打って、毎回テーマエリアを変え、

専門家による詳しい講義が聴講できるとあって、口コミでの周知がほとんど

にもかかわらず毎回たくさんの方が参加されています。

 

6月19日の講師は、地域地質研究所で地質の研究を続けておられる、

理学博士・照井一明先生でした。

賢治と岩手山麓の山々の地質について、実際の岩石標本を見ながら、

講義が進められました。

 

若かりし賢治さんが参加した地質調査は、当時の日本におけるハイレベルな

ものだったこと。

調査で詠まれたとされる詩や短歌と、石の様相、地形の様相をオーバーラップ

させながら、情景をわかりやすく解説してくださいました。

講義の内容については、次回詳しくご紹介します。

 

 

 

 


早池峰 山開き

2011-06-17 13:03:57 | 取材

6月12日、浅沼さんと一緒に、早池峰山頂での山開きに行きました。

ちなみに、岳の早池峰神社での山開きの神事は、毎年5月末頃執り行われます。

地元の関係者の皆さんがおっしゃるには、早池峰山頂での山開きは「観光」なのだそうで、昭和40年代頃から始められるようになった・・・。
なので、賢治さんの生きていた頃はなかったものなのですね。



早池峰って、下から山頂が見えないのです。ここも、山頂ではありませんです・・・。

 

残雪の中を進む浅沼さん。もうすぐ山頂です。

 

この日も日輪。

 

山頂での権現舞。

 

ここでも、いろんな方から声をかけられる浅沼さん。。。
「自分の庭」のようなもの・・・のようでした。

 


宮沢賢治足跡トレッキングツアー

2011-06-07 15:46:57 | 取材
去る5月29日、毎年春・秋恒例となった、外川目地域でのイベント「宮沢賢治足跡トレッキングツアー」(早池峰賢治の会主催)が開催されました。

この日はあいにくの天候で、時々本格的な雨も降り、みなさんかっぱを着たり、傘を差したり・・
でも、雨の猫山もまた、素敵・・・でした。





参加者にガイドをする浅沼さん。
ピンクのか傘がお似合い・・?です。





山頂にて。






早池峰と賢治の展示館 入館者5万人達成

2011-06-06 16:12:54 | 取材
「早池峰賢治の会」会長の浅沼さんが館長を務める
「早池峰と賢治の展示館」が6月4日に入館者5万人を達成しました。

5万人達成を目前に控え、くす玉が用意されています。



5万人目の入館者さんを乗せて、ゴーシュバスが到着しました。



記念すべき5万人目の入館者は花巻市出身のご夫婦だそうです。
とても驚かれていました。
インタビューや記念品の贈呈が行われ、
用意されていたくす玉もきれいに割れました。



日日新聞の紹介記事

展示館は遠くから訪れる方も多いそうです。
浅沼さんとの賢治観や山談議がとても楽しく、
何度も訪れる方も。

これからも、楽しく驚きのあるお話を教えてください。
5万人達成、おめでとうございます。