大つぼ

先日、タとユ二人をつかまえて、
じっっっくり話をしてやったからか！？？

昨日は、
「これ、片付けてね～？」と声をかけたら、
「見てみて！！すっごいキレイでしょ～！？」
と自慢したくなるまで片付けたり
「おやつ食べたら、宿題やっときや？」と声をかけたら、
いつもは、リビングで半分以上遊びながらやっているのに、
学習机に向かっていたり‥

すこぅしだけ、生活態度に改善が見られました
ま、これがいつまでも続くなんて甘い考えは持ってませんが

たまには、感情的にならずじっっくり話をするのも、
ええもんですな


しかし
‥それにしても、宿題にどえらい長いことかかってんな～？
と思ってたら‥。
（もちろん、合間に本を読んだりしていたらしいんだけど）
半泣きのタが現れました
何でも、『漢字スキル』の問題を漢字練習帳でやるという宿題、
長い時間をかけて、間違った場所をやってしまったのだとか

ううむ～～
せっかくのええ心がけやったのにね～
やり直しは、辛いよな


そこで
しばらく前に二人に話したお話を、またしてやりました。

　タくん。
　この間も言ってたみたいにさ。
　そのがんばりは、九九の努力のつぼにも、
　なわとびの努力のつぼにも、入らないけどさ。
　タくんが、生まれた時にもらった、ぜ～～んぶのつぼが入る
　『大つぼ』に、ちゃんと溜まってるから。
　まったく無駄なことじゃ、ないんだからね？？

ま、彼の気分を直すのには、
こんな話よりも実は、
追加のオヤツ＜あわ玉（でっかいアメ）１個＞のほうが
有効だったりしたんですが


この『大つぼ』、
誰もが向こうの世界からこちらの世界に来るときに、
それぞれの壷を、神さまからもらって来てると思うんです

だから、
同じことをやり遂げるのに、たくさんの努力が必要な人は、
「いつも、どデカい努力の壷ばかり‥」と
嘆くことは、きっとないんだと思います。
もしかすると、そういう人の『大つぼ』は小さめなのかも。
ちょっとの努力で、たやすく努力の小壷がいっぱいになる人は、
たぶん、ものすごいドデカい『大つぼ』をもらってんのやわ。
その中を、小壷でいっぱいにせんならんのと、違うかな？？

きっと、一生を終えたとき、
「壷の大きさに対する中身の総決算」があるんやないか？？
なんて思ってます

けど、何も、無理して壷の中身を増やそうとすることはない。
そんなことを、神さまは私たちに要求してない

周りのこと全てに感謝しながら、
自分の毎日を大切に、休まず（時には、立ち止まったっていいけど）
しっかり、楽しく歩き続けること

あ～ぁ、損した
と思っちゃうことに出会っても、『大つぼ』にまた財産が溜まったと思えば、
気持ちも前向きになるってもんです


時々、自分の『大つぼ』のことを思い、
子どもたちにも思い出させて‥。
この待降節の時期を過ごしていこうと思います

あ
もちろん、クリスマスが終わっても、忘れちゃダメだね～～