気侭に

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風陽邑村の本主廟(中国雲南省大理)

2017年07月15日 | 中国雲南省

風陽邑村を横切る茶馬古道の途中に山へ向かう坂道が一本あり、それを登っていくとお寺のような建物が見えてきました。

白族には先祖伝来の「本主(ベンチュ)経」という独自の信仰があって、チベットから伝わった佛教や漢族からの道教、そしてキリスト教などの影響はあるものの、白族の守護神としての信仰は厚く、各村にはこのような廟を見ることができます。

本主廟の正門

正門から入った内側

 

まるで仏教と融合したような本主廟の本堂

 

 

 お祈りの準備をする老婆たち

 

この人たちを良く見ると、茶馬古道沿いで帽子を編んでいた人たちでした。

 

本主像

 

 

 

線香も手作り

 

テーブルの上にある紙の黄色い長箱は、願いを書いた紙を入れる為のもので、これを祈りの後に燃やします。

 

本主廟には必ずと言ってよいほどこのような調理場があって、ここで本主様に捧げる生贄の料理を作ります。

 

 

風陽邑村の尼寺(中国雲南省大理市)

風陽邑村の景色 (中国雲南省大理)-2




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