風陽邑村を横切る茶馬古道の途中に山へ向かう坂道が一本あり、それを登っていくとお寺のような建物が見えてきました。
白族には先祖伝来の「本主(ベンチュ)経」という独自の信仰があって、チベットから伝わった佛教や漢族からの道教、そしてキリスト教などの影響はあるものの、白族の守護神としての信仰は厚く、各村にはこのような廟を見ることができます。
本主廟の正門
正門から入った内側
まるで仏教と融合したような本主廟の本堂
お祈りの準備をする老婆たち
この人たちを良く見ると、茶馬古道沿いで帽子を編んでいた人たちでした。
本主像
線香も手作り
テーブルの上にある紙の黄色い長箱は、願いを書いた紙を入れる為のもので、これを祈りの後に燃やします。
本主廟には必ずと言ってよいほどこのような調理場があって、ここで本主様に捧げる生贄の料理を作ります。
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