ABE GUITARS

ギター・ウクレレ制作
フレット楽器全般 修理調整

1973 Martin D-41 フレット・ナット・インレイ取り外し

2010年03月20日 | ネック関連
73年製のD-41をお預かりしております。
 

指板が剥れかけている部分があり、またネックの反りや指板の歪みも顕著なので、指板を一度剥がして修正することにしました。


まずはフレットを取り外します
 

ナットも取り外し
 

インレイも取り外します


指板表面に歪みが生じているので削って修正する必要があるわけですが、もともとのインレイが薄くなってしまっている場合、削ると無くなってしまう恐れがあるため、事前に外しておかないと新規作成という憂き目に会うことになります。外してみた結果、このインレイには十分な厚みがあることがわかりましたが、念のため、いわば「リスク管理」的に外しておく意義は十分にあるのです。

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