O's Note

いつまで続くか、この駄文

負債と債務

2005-10-31 17:02:45 | 仕事(第1業務編)
 簿記(会計)を勉強していて、いつも気になるものの一つが負債と債務の違いです。
 広辞苑で意味を調べてみましょう。
負債
①他から金銭・物資を借りること。また、そのもの。債務。
②企業会計上、将来、他の経済主体に金銭などの経済的資源を引き渡す義務。引当金などを含む点で法的債務よりも広い。
債務
他人に対して一定の給付(行為)をなすべき義務。民法上、契約・事務管理・不当利得・不法行為などを原因として発生する。→債権。
 債務は、法律上の用語だけあって、さすがに難しく表現していますね。
 会計上の用語としての負債は、まず、広辞苑にあるように「法的債務より広い」というところに着目すべきでしょう。次に債務よりどれだけ広いかということに着目しましょう。
 はじめは、なかなか区別がつかないものですが(イメージとして理解できないものですが)、簿記(会計)を勉強するときには、乗り越えなければならない部分の一つです。

手稲山

2005-10-31 08:53:29 | 多分駄文
 今朝、研究室の窓から外を見ると、手稲山山頂が白くなっていました。
 いよいよ雪の季節ですね。
 ただ、10月の札幌の平均気温は平年に比べて2度ほど高くなっているとか。今日の気温は平年並みとのことですが(予報では12度)、11月には、また気温の高い状態が続くそうです。

NPOに関する世論調査

2005-10-30 12:11:31 | NPOな日々
 本日の日経によれば、内閣府がNPOに関する世論調査を行い、その結果を発表したそうです。まだ原文を入手していませんので、ここでは新聞記事から転載。
 その調査では、NPO活動は「大切だ」と思っている人が79.7%に上っている反面、参加経験のある人は7.2%とのことです。
 参加経験のない人の理由は、「きっかけや機会がない」(50.5%)、「情報がない」(29.6%)、「時間がない」(28.8%)など。
 「参加したいと思わない」という回答も48.9%。
 参加経験のある人の活動分野は「福祉・介護」(37.0%)、「まち、むらづくり」(23.7%)、「環境保護・リサイクル」(22.2%)だそうです。
 研究上、NPOに関心を持っていますが、NPOそれ自体は非営利活動を行う組織(Non Profit Organization)のことです。ただ、実際の使われ方(イメージ)は、ボランティア(自発的に何かをしようと思っている人)が、同じ思いの人と協働して活動することといった感じでしょう。
 そこには「何かをしたい」という「熱い思い」があるわけで、その「思い」がなければ、あるいは持てなければNPO活動をしたいという気にならないのは当然でしょう。
 かくいう小生自身は、NPOに対する「熱い思い」があったわけでもないのに、人に勧められてかかわるようになり、今では、2つの組織で活動しています。やっぱりきっかけ(機会)が必要なのでしょうし、「参加したいと思わない」と考えている人も、そのきっかけさえあれば、活動にかかわるようになるのだろうなと思います。

ノスターチャンネル第4回目

2005-10-29 20:06:02 | FM企画
 今日は、鈴木先生とビジネスモデルコンテストの紹介をしました。
 何しろ、昨年度のテーマが新さっぽろ活性化でしたので、丸さんも大いに盛り上がってくれました。
 これでとりあえずは小生の役目も終了。
 次週、チャプレンを招いてスミスミッションセンターの紹介をしてもらい、その後は学生の皆さんの出番です。
 あれこれ話したいことがあっても、曲を2曲かけるとあっという間に30分が過ぎてしまいます。大いに楽しんでください。

繰延資産って?

2005-10-27 19:35:49 | 仕事(第1業務編)
 繰延資産は、英語ではdeffered chargesと表現されます。これは「繰り延べられた費用」ということで、決して資産を意味する言葉ではありません。ちなみに資産は英語でassetsといいますが、deffered assetsという言葉はないようです。
 また、繰延資産は、引当金と並んで、もっとも会計的な事項といわれています。講義でもいいましたが、本籍は費用、現住所が資産というのが繰延資産です。フツーに考えると「なんのこっちゃ?」と思ってしまいますよね。
 費用は損益計算書に記載され、資産は貸借対照表に記載されますから、ますます混乱するでしょう。
 繰延資産は、適正な期間損益計算、もう少しいえば費用収益対応の原則を論拠にして考え方が構築されたものです。
 簿記原理というレベルでは、それほど考える必要がないものなのかもしれませんが、じっくり考えてみると面白いと思いますよ。

大学生協の数

2005-10-25 20:28:34 | 多分駄文
 本日、生協の理事会がありました(小生が生協の理事って知ってましたか?)。
 そこで配付された資料によれば、全国の大学生協の数は次のようになっています。
 生協数:国立大学87大学中73大学(83.9%)
     公立大学77大学中28大学(36.4%)
     私立大学545大学中88大学(16.1%)
 私立大学の生協数が極端に低いですよね。類推すれば、新設大学では生協を入れるのではなく、他の民間業者を入れているのかもしれません。
 生協があるのがいいのか、なくてもいいのか、他の民間業者の方がいいのか。いろいろ議論はあるでしょうが、単純に数の少なさにちょっとした驚きを覚えました。

同窓会

2005-10-24 21:05:47 | 多分駄文
 昨日、恩師の同窓会に出席しました。
 ちょうど学会と同じ日の夜に設定されていたため、学会終了後、駆けつけました。
 2年ほど前にちょっと体調を崩していた恩師ですが、今はすっかりお元気になり、昔話に花を咲かせました。「学会発表はどうだった?」と聞かれたりして「へへへ」と笑ってごまかしてしまいました。

パイレーツ新幹部

2005-10-20 18:30:04 | 海賊たち
 今日、講義終了後、パイレーツの新幹部(3年、2年)5名が研究室にあいさつに来ました。
 ほんの5日前に全日程を終了したとはいえ、まだリーグ自体は終了していません。そんな中で次年度に向けて動き出す。例年のこととはいえ、休みなく部活動が続いているということを実感しました。
 来年こそは目標を達成して欲しいものです。

講義が眠いワケ

2005-10-18 14:21:48 | 仕事(第1業務編)
 最近、教室に入って椅子に座ると同時に机にへばりついてしまう学生を多く見かけるようになりました。へばりつくヒトが必ずしも寝ているわけではないのですが、多くが寝ているようです。
 Ⅰ講目は朝早くて眠い。
 Ⅱ講目は何となく眠い。
 Ⅲ講目は昼食後で眠い。
 Ⅳ講目は疲れが出て眠い。
 Ⅴ講目は夜が近づいて眠い・・・・・。
 「寝たくて大学に来ているのではない。講義がつまらないから寝てしまうのだ」という方。スイマセン。以後もっと工夫します。しかし、「楽しい講義」にはならないので悪しからず。遊んで楽しいという感覚とは性質が違います。
 大学教員のほとんどは、学生時代、講義中寝た経験を持っていると思います。かくいう小生もその一人。
 「講義がつまらない」「わからない」・・・そこに睡魔が・・・「でも寝ちゃいけない」・・・ついウトウト。こんな感じだったと記憶しています。けっして机にへばりついて寝るということはありませんでしたよ。
 今の皆さんと小生が学生だった頃と、いったい何が違っているのでしょうかねぇ。