お恥ずかしながら
毎日の生きる糧となってる伊坂本が
まだ読んでない伊坂本が
残り少なくなってきたので
文庫本が出てない作品に関しては図書館の扉をたたく。
相変わらずの予約総数。
手に入った、伊坂幸太郎の数少ないうちの「魔王」を読んでみる。
中学生のときに音楽の授業で衝撃を受けて今なお
鮮明に記憶に残ってたあの歌曲の「魔王」が関係してるとは夢にも。
でも今まで夢中になって
むしゃぶりついてきた伊坂本とはどこか大分違う趣向の本。
無意識なのか、故意なのか、多分故意だろうけれど
伊坂の主張みたいなのを主人公に乗せすぎて
寓話ぽくて風刺ぽくて鼻についた。
伊坂本はとことん娯楽を突き詰めてるだけでいい。
社会の問題を浮き彫りにするのはほかの物書きに任せておけばいいのにとも。
心にひっかかった言葉。
「日本人は、何やっても怒らねえ。
奪っても、刺しても、おかしても、怒らねえ。
ありゃ、喜んでるんだろうな。
何せ、自分じゃ何もできねえから。インポテンツの国だ」
ごはんを食べ終わって昼休みに
「友達いるんですね」と言ったあたしに今どき、
「失敬な」と笑った乙訓氏に
伊坂本を貸す約束をしたので
弁当箱を片づけるついでを装って
乙訓氏の席まで本を2冊渡しに行った。
そりゃもう、だれかにラブレター渡すくらいの恥ずかしさで。
毎日の生きる糧となってる伊坂本が
まだ読んでない伊坂本が
残り少なくなってきたので
文庫本が出てない作品に関しては図書館の扉をたたく。
相変わらずの予約総数。
手に入った、伊坂幸太郎の数少ないうちの「魔王」を読んでみる。
中学生のときに音楽の授業で衝撃を受けて今なお
鮮明に記憶に残ってたあの歌曲の「魔王」が関係してるとは夢にも。
でも今まで夢中になって
むしゃぶりついてきた伊坂本とはどこか大分違う趣向の本。
無意識なのか、故意なのか、多分故意だろうけれど
伊坂の主張みたいなのを主人公に乗せすぎて
寓話ぽくて風刺ぽくて鼻についた。
伊坂本はとことん娯楽を突き詰めてるだけでいい。
社会の問題を浮き彫りにするのはほかの物書きに任せておけばいいのにとも。
心にひっかかった言葉。
「日本人は、何やっても怒らねえ。
奪っても、刺しても、おかしても、怒らねえ。
ありゃ、喜んでるんだろうな。
何せ、自分じゃ何もできねえから。インポテンツの国だ」
ごはんを食べ終わって昼休みに
「友達いるんですね」と言ったあたしに今どき、
「失敬な」と笑った乙訓氏に
伊坂本を貸す約束をしたので
弁当箱を片づけるついでを装って
乙訓氏の席まで本を2冊渡しに行った。
そりゃもう、だれかにラブレター渡すくらいの恥ずかしさで。
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