旅する小林亜星

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ソウルフル

2006-05-21 00:24:24 | 恋のうた
ナスカ展に行くなら
誰とがいいだろうと想像して
モツ鼓な男友達を誘うことにした。

金曜夜の上野、東京文化会館で待ち合わせ。

金曜限定ペア徳ナイト券で入場。
ちょっとしたデート、
すごくときめく。

まず彼が探したのはコインロッカー。
常識でしょう、と美術館好きな彼のひと言、
すごくときめく。

会場では別々に鑑賞するという行動パターン、
すごくしっくりくる。

ナスカ展ではフクロウ男に気がいくところ、
ナスカ展より国立科学博物館のミュージアムショップに気がいくところ、
あたしにはない飛びぬけた感覚。

咳をしたあたしの背中をそっと叩いてくれるところ、
ボディタッチと認識してしまい
すごく動揺。

いつもは田町で飲んでいたから
上野でお互いお店を探して競おうという彼の提案。

ぐるなびで「上野 1Km圏内 バー・パブ」で検索して
sumibi yakitori Soulbirdを選んでくるところ、
すごくときめく。

蜷川幸雄の「タイタス・アンドロニカス」の舞台を見たとき
舞台の休憩中にどんよりきた話、
いっしょに共感したかった。

炭火焼き鳥のハツがおいしかった共通の味覚、
すごくしっくりくる。

「さらば、わが愛~覇王別姫」が好きだということ、
京劇が好きなところ、
同じ匂いがする感覚。

終電前の上野への道。
「これが彼女だったら完全にホテルていう流れなんだけどなぁ~」という
全く下心がないから言えるひと言。
すごくノックアウト。

好きになってしまいそな錯覚の岐路で
こんなにしっくりくる男友達を失うリスクは負えない。
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