繊細

なんですね、意外と。驚きました」
と乙訓氏からのメールに。

そうなんですよ、あんまりわかってもらえないんですけど

臆面もなく言っちゃいますけど
あたし意外と繊細なんです、

心のヒダヒダがね・・・って返信しようと思ったけど

昨日のランチの一体どこで
乙訓氏はあたしの繊細さを垣間見たのだろう。

話したことと言えば
生まれて此の方合コンに行ったことがないと言う乙訓氏に

「なんのために合コンに行くのかわかりません」と言われ

「いやー、カレシを作るために」と言おうとして

「カレシ」って言葉を発したくなくて
なぜって「カレシ」って言葉を発した途端、

一番聞かれたくない、
けれどさっさと聞いてほしい

「カレシいるんですか？」という質問を喚起しそうで嫌だから。

で代わりに

「えーと、自分のコミュニケーションスキルを試せます。
　どんなひとが来てもある程度は話せるよになります」

「乙訓氏のよなひととでもね」と加えそうになって

慌てて口をつぐんだ。

あとは10センチくらいのさやいんげんを
丁寧に半分に刻んで口に入れる乙訓氏の前で

フォークでそれをざくっと刺して
口の中に入れる瞬間に半分に折ってるあたしを

乙訓氏は食事マナーがないひとだと思うのかと逡巡して
何を話したか、あまり記憶にない。

ひょんなことから乙訓氏がこのブログの存在を知っていて
毎日あたしの動向とブログを見比べていたら

それこそ驚きますけれど。