ここにコメントをくれた、can8さんのブログ「食って寝て走った日記」で
積読されてた浅田次郎の「薔薇盗人」の背表紙に
なぜか心惹かれて読んでみる。
本の内容に影響されすぎて
リアルな生活までもどんよりした。
これから待ちうけてるはずの人生の苦難例をいくつか垣間見せられて
それを知らない青い尻を嘲笑われてるよな被害妄想まで。
6つの短編の中では「薔薇盗人」がやはりよかった。
薔薇盗人という響きにうっとりしたのだけれど
読んだあとは薔薇という字の毒々しさに嫌気がさした。
心にひっかかった言葉。
「リリィは何も忘れてはいない。
甘んじて受け容れてきた不幸がひとつひとつ積もり重なって、
たとえば樹木の滴りが虫や塵をくるみこんで輝かしい琥珀となるように、
リリィは記憶の宝石になっているのだった。」
積読されてた浅田次郎の「薔薇盗人」の背表紙に
なぜか心惹かれて読んでみる。
本の内容に影響されすぎて
リアルな生活までもどんよりした。
これから待ちうけてるはずの人生の苦難例をいくつか垣間見せられて
それを知らない青い尻を嘲笑われてるよな被害妄想まで。
6つの短編の中では「薔薇盗人」がやはりよかった。
薔薇盗人という響きにうっとりしたのだけれど
読んだあとは薔薇という字の毒々しさに嫌気がさした。
心にひっかかった言葉。
「リリィは何も忘れてはいない。
甘んじて受け容れてきた不幸がひとつひとつ積もり重なって、
たとえば樹木の滴りが虫や塵をくるみこんで輝かしい琥珀となるように、
リリィは記憶の宝石になっているのだった。」
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