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こんな夜にはこんな読書「キャッチャー・イン・ザ・ライ」

2007-01-05 02:15:37 | こんな夜にはこんな読書
こんな夜にはこんな読書「ライ麦畑でつかまえて」のあと
村上春樹翻訳の「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を読む。

野崎孝の翻訳と何が違うのか全くわからなかった。
背表紙がなければどちらを読んでるかわからなくなるほどに。

違うといえば「Fuck you」という壁の落書きを
前者は「ファック・ユー」と訳し
後者は「オマンコシヨウ」と訳してたくらいで。

二人の訳からは同じ雰囲気を感じたわけで
では村上春樹が敢えて新訳を出したのはなぜだろう。

どちらの訳がいいのかどうかは原作を読んでみてから判断しよう。

心にひっかかった言葉。

「本書には訳者の解説が加えられる予定でしたが、
 原著者の要請により、また契約の条項に基づき、それが不可能になりました。
 残念ですが、ご理解いただければ幸甚です。 訳者」
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