昨日に続き、浜松川柳クラブ例会の自由吟をお知らせします。
◇自由吟◇は作者の句に対する思いと、会長の句評とを披講仕合い作句に対する勉強をします。
・よく聞けば角を立てずに済む話 ・人生は自分の機嫌取り続け ・子等駆けるコスモスの中笑い声 ・姉たちの自慢話を聞く法事 ・秋空へ女心を投げてみる
・無理無理と挑戦せずに孫の声 ・踏まれても耐えて路傍の花でいる ・物を言う金が世の中かき回す ・裏側がチラリと見えて好きになる ・園児らの声が青空駆けて行く
・溜め息が家計簿見れば止まらない ・税金で飲み食い偽の領収書 ・秋の風虫の音色は心地よい ・飲み会で酔ってくるほど本音出る ・つるし柿のれんの様に里の秋
・加齢です告げる先生目が笑う ・意地悪な神様作る格差の根 ・甘え下手肌の火照りにカキ氷 ・かんこ鳥鳴く休日の繁華街(閑古鳥:漢字で表現しても良かったのでは)
・やりなさい生きてるうちに欲出して ・年重ね健康格差大きすぎ ・写経するあなたこのごろもの静か ・達人は出てくるネタに一味添え ・百歳へ銀めっきですあしからず
・元気でね涙こらえて巣立ちの日 ・台風過ぎ猛暑に耐えて彼岸花 ・夢の中解けた難問やはり夢 ・・お月見で日中暑さ吹きとばす(句の流れを考え:お月見で昼の暑さを吹きとばす
に変更しました。) ・見るからにやや危ないと目をそらす ・バアバと寝る可愛い寝顔超ハッピー ・時々に合う喜びの家族かな ・名月が雲の切れ間にこぼれ落ち
・対立が浮き彫りにする生きる道
川柳で頭の体操(川柳マガジンより)
☐に五・七・五の定型を踏まえ文字を入れて句を完成させてください。(今回も時間の関係で出来ませんでしたので次回の句会に回しましたので皆様もお考えください。)
① ☐☐で夜空に星がちらばった 正岡 憂希乃
② ☐☐みて父のデカさを知った夏 高橋 大地
③ 無造作につまんだ火傷する 坂本 義明
④ 厚く濃く塗っても☐☐ならぬ悔い 小池 桔梗子
⑤ 線量計針が☐☐を遠ざける 森吉 留里恵
次回の句会は11月6日(日曜日 高台協働センター 2階講義室 席題「 机 」です。)