92の扉

2015年9月で一旦休止しましたが、細々再開しようと思うので、よろしければ、扉を開いてみて下さいね!

京都出身とゆうても・・・

2004-07-20 | その他
 「京都のおやど教えてください」

 先日、そんなメールが静岡県出身で埼玉県在住のSくんから届きました。何でも今月下旬に2泊3日で京都へ京野菜を食べに行くらしいのですが、一泊目は宿(「美味しんぼ」にもたまに出てくるという「美山荘」だそうです)を取ることができたものの、二泊目の宿が決まっておらず、町家っぽい雰囲気で1万円以下で泊まれるところを探しているのだとか。併せて京都の家庭料理が食べられるところも探しているそうです。

 う~む、自分も京都出身とは言っても市内ではない上、高校卒業後は京都を離れてしまっているので、ろくにネタの持ち合わせがありません。今ではWeb永浜商店さんのご当地の踏み絵を見ても、京都人チェックよりも長野人チェックの方が適合しているくらいです。だいたい、たまに帰省しても実家へ泊まるので、宿は利用しないですからねぇ(苦笑)

 そうは言っても、せっかく尋ねてきてくれているのに何も返せないのでは申し訳ないので、高校の同級生や後輩、京都好きの知人などに情報提供を求めまくったところ、以下のような情報が集まってきました。

 市内で1万以下で町家風となると、かなり選択の巾が限られ、まず無理ではないかという意見が多い中で、候補に挙がったのが祇園・石塀小路にある「田舎亭」(紹介記事(1)紹介記事(2)紹介記事(3))でした。また、予算オーバーになるものの、たぶん京都では最古だろうと言われている「俵屋旅館」(紹介記事(1)紹介記事(2)紹介記事(3))も有名なんだそうです。

 京都の家庭料理については、地元雑誌から「近又」(紹介記事(1)紹介記事(2)紹介記事(3))、「くろすけ」(紹介記事(1)紹介記事(2)紹介記事(3))、「らんぶる」(紹介記事(1)紹介記事(2))、「豆水楼」(紹介記事(1)紹介記事(2))、「百足屋」(紹介記事(1)紹介記事(2)紹介記事(3))を挙げてもらいました。家庭料理とは言えないかもしれませんが、タケノコ料理では「錦水亭」(紹介記事(1)紹介記事(2))も有名なんだそうです。

 というような情報を何とか取りまとめてSくんにメールしておいたところ、今朝Sくんから「田舎亭」の予約が取れたとのメールが届いていました。う~む、すばらしい!

 「お金と暇があるなら自分が行きたいくらいだ」という声も挙がっていたくらいなので、Sくん夫妻にはしっかり京都を堪能してきて欲しいものです。ただし、今年の東京や埼玉も暑いですが、京都の夏もかなり暑いですので、覚悟して行ってきてくださいね~。何しろ、既に寒冷地仕様になってしまった自分などは、もはや夏の京都には24時間以上滞在できない身体になってしまっているくらいですから・・・(笑)

# しまった、バロンのシェフMさんは確か「京都で修行をした」と言っていたような。彼にも尋ねておけば良かった~(2004-07-21)




# 後日談(2004-08-01)

 Sくんから結果メールをいただきました。7/29~31 に行ってきはったみたいですが(台風の影響は大丈夫だったのでしょうか!?)一番よかったのは美山荘だったとか。

 「あんなに(値段の)高い食事を食べたのは初めて」だけど、おいしさも一番だったそうです。食材は夏野菜や鮎鰻や野草などですが、素材が良いのと味付けにメリハリがあり、また冷たい物の次は暖かい物と、単調にならないように工夫がされていることに感心されていました。

 また、部屋にはテレビが無いことが、いつもとは違った環境で連れといろいろ話す良い機会になったとのこと。ん~、そんな時間(&カネ?)を持ちたいものです(苦笑)

 その他の場所も、どこも「外れ」がなく、みんながんばってるなと感じ、気持ちよく観光することができたそうで、「さすがは観光の街」とのお言葉をいただきました。

 今回の旅行にあたり、京都の歴史もさらっと本で読みんで勉強したそうです。戦乱に耐え抜いてきた場所柄だけに「京都人は我慢強いの?」と訊かれましたが、どうなんでしょうかねぇ。本音と建前を上手に使い分けるのがコツ?(謎)


トラックバック先:
BLUE_SKY_BLOG:『ご当地チェック。』(2004-09-29)
にわか日ハムファンのブログ:『「ご当地の踏み絵」を踏んでみました。で、ふと思いつきました。』(2004-11-18)
万歳!映画パラダイス~京都ほろ酔い日記:『今から楽しみな「美山荘」』(2006-07-26 TB返し)
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