今日のチョイハピは、春の陽気が続いています...川上です
さて今日は、久しぶりに新聞記事を追いかけてみたいと思います
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<大学中退>文科省が全国調査へ 年6万人以上、防止策検討
厚生労働省の外郭団体「労働政策研究・研修機構」が11年に東京都内在住の20代約2000人を対象にした調査では、大学中退者(専門学校含む)の就職状況は「一貫して非正規雇用」が約5割で最多。「無職」も14%あった。
毎日新聞 1月31日(金)8時0分配信
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文部科学省で、国公私立大を対象に「大学中退」についての実態調査を進めるという記事ですが、専門学校においても“関係ない”という訳ではありません
水戸電子で教壇に立っている時も、「教務」というポジションの外から学生を眺めている時も、「進路変更」等を理由に学校を離れる学生がいることは気がかりだし、冒頭の「退学後の就職」についても、「大丈夫かな?」とか「ちゃんとやってるかな?」と考える事があります
高校生に向けた講演会では、まず「進路」の定義から話し始めています
(進路…就職するまで、社会人になるまでの間に関わる言葉)
ただ、社会経験が無いに等しいのに、イメージとか夢とか目標などを追いかけることで決定まで結びつける進路選択では、イメージが異なると感じたり、現実とのギャップを感じたり、新たな目標が生じたり...と、一直線にGoalに向かい切れない側面があることも、頭の片隅に置いていてもいいのかな...と思う
でもね...
日本って、途中から...がとても難しい社会、欧米各国では、一度就労した後に大学に入ってスキルアップする事が容認されているのに、日本ではそれが十分とは言えないんだよね だから、中退した学生の就労先が「非正規雇用」の企業だったり、「無職」が続いたり...という事態になってしまう 20年前のバブル社会だったら、「これがダメなら次」という考え方も出来たんだろうけど、やっぱり「再挑戦しづらい社会なんだろうなぁ...。
そこで
高校生のみなさん
進路選択を検討する際には、夢を追うことももちろん大事ですが、その夢に関連する客観的な事象も一つずつ検討してみてください。例えば...
自宅通勤圏の就職を希望する時、その夢となる業界や企業は、居住区に存在していますか?
→ 結果として「夢を追いかける」のか「自宅通勤圏を選ぶ」のかという選択肢に直面することになります。
専門学校(大学)を卒業後40年のライフプランは?
その業界に入るための難易度は?
→ 客観的にそのデータを把握することで、改めて、夢を追いかける上での覚悟を持ち合わせる事ができるはず。
在学生のみなさん
考えに考えて本学園に入学したはずです(そうであると信じています)。結果が出るまで追いかけることで、社会人としての基盤が構築されるはず...。
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流れに乗って就職まで導かれる人もいれば、たくさん悩んだ上で社会人になる人もいて、一言で社会人と言っても、その背景は千差万別です。何も考えなくても、結果として、平穏な生活を送れる人もいるのかもしれないけど、川上さんだったら、自分の人生を、ある程度プロデュースできることを推したいと思います。
考え過ぎだったかも...
そう想えるくらいが、今の世の中ではちょうどいいような気がします
さて今日は、久しぶりに新聞記事を追いかけてみたいと思います
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<大学中退>文科省が全国調査へ 年6万人以上、防止策検討
厚生労働省の外郭団体「労働政策研究・研修機構」が11年に東京都内在住の20代約2000人を対象にした調査では、大学中退者(専門学校含む)の就職状況は「一貫して非正規雇用」が約5割で最多。「無職」も14%あった。
毎日新聞 1月31日(金)8時0分配信
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文部科学省で、国公私立大を対象に「大学中退」についての実態調査を進めるという記事ですが、専門学校においても“関係ない”という訳ではありません
水戸電子で教壇に立っている時も、「教務」というポジションの外から学生を眺めている時も、「進路変更」等を理由に学校を離れる学生がいることは気がかりだし、冒頭の「退学後の就職」についても、「大丈夫かな?」とか「ちゃんとやってるかな?」と考える事があります
高校生に向けた講演会では、まず「進路」の定義から話し始めています
(進路…就職するまで、社会人になるまでの間に関わる言葉)
ただ、社会経験が無いに等しいのに、イメージとか夢とか目標などを追いかけることで決定まで結びつける進路選択では、イメージが異なると感じたり、現実とのギャップを感じたり、新たな目標が生じたり...と、一直線にGoalに向かい切れない側面があることも、頭の片隅に置いていてもいいのかな...と思う
でもね...
日本って、途中から...がとても難しい社会、欧米各国では、一度就労した後に大学に入ってスキルアップする事が容認されているのに、日本ではそれが十分とは言えないんだよね だから、中退した学生の就労先が「非正規雇用」の企業だったり、「無職」が続いたり...という事態になってしまう 20年前のバブル社会だったら、「これがダメなら次」という考え方も出来たんだろうけど、やっぱり「再挑戦しづらい社会なんだろうなぁ...。
そこで
高校生のみなさん
進路選択を検討する際には、夢を追うことももちろん大事ですが、その夢に関連する客観的な事象も一つずつ検討してみてください。例えば...
自宅通勤圏の就職を希望する時、その夢となる業界や企業は、居住区に存在していますか?
→ 結果として「夢を追いかける」のか「自宅通勤圏を選ぶ」のかという選択肢に直面することになります。
専門学校(大学)を卒業後40年のライフプランは?
その業界に入るための難易度は?
→ 客観的にそのデータを把握することで、改めて、夢を追いかける上での覚悟を持ち合わせる事ができるはず。
在学生のみなさん
考えに考えて本学園に入学したはずです(そうであると信じています)。結果が出るまで追いかけることで、社会人としての基盤が構築されるはず...。
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流れに乗って就職まで導かれる人もいれば、たくさん悩んだ上で社会人になる人もいて、一言で社会人と言っても、その背景は千差万別です。何も考えなくても、結果として、平穏な生活を送れる人もいるのかもしれないけど、川上さんだったら、自分の人生を、ある程度プロデュースできることを推したいと思います。
考え過ぎだったかも...
そう想えるくらいが、今の世の中ではちょうどいいような気がします