いすみ鉄道へキハ28、52に会いに 前編

めっちゃ遅くなりましたが、
あけましておめでとうございます。


ってことでタイトルのまんまです。
こないだ18きっぷを使ってずっと行ってみたかったいすみ鉄道へといってきました。
今日からはその時のことを書いていこうと思います。

いすみ鉄道とは大原ー上総中野間を結ぶ千葉県の第三セクターの私鉄。
最近は元JRのキハ28　2346とキハ52　125号車を使用した観光急行列車でも有名です。

まぁ要はこれを見たり乗ったりしたかった訳で…
個人的にキハ52は昔から大好きな車両なので、久しぶりに乗りたいし行こうかなぁっていうそんなノリです。
２両ともJR時代に乗ったことあるんで割と思い入れあるんですよね…
これまた地元からは遠いのでなかなか行く機会がなかったんです。


はい
そんな訳で始発で家を出て、エアポート成田と外房線を乗り継ぎ
いすみ鉄道の始点の大原駅へとやってきました。






着いて早々窓口で乗車券を買ったので
さっそく乗車！としたかったんですが、
折角なのでホームへの入線を駅前の適当な撮影地で撮ることにしました。


で
それっぽい直線のとこで待つこと数分…
遠くから懐かしいエンジンの音と共に
見覚えのある姿が見えてきました。




うわぁ…　懐かしい…　ほんとに私鉄なのかここは

お目当てのキハ28＋52のディーゼル列車です！
見るの久々すぎてファインダー覗きながらちょっと感動しました…
何かこのコンビは西日本というより、新津の国鉄キハ軍団のそれを思い出します。
ちょうど米坂線とかこんな感じでしたよねぇ　

まぁキハ52の方はタラコになってますけど
新津のタラコキハ47とかとも併結してたし…





んで直線でもう一枚。
行った時はちょうど年始だったので
丸型の元旦ヘッドマークもついていました。


ってか皆さんお気づきですか？
実はこの列車、車庫からの回送も兼ねてるので観光列車ではなく扱いは普通列車。
なので方向幕は急行ではなく快速なんです。
朝の一回しかない列車なので個人的に撮っておきたかったんですよねぇ

何かこの幕を出されるとますます米坂線らしいというか…
快速べにばなとかまさにこんな感じでした。　

あ、話が逸れました。

んでキハ52の方も後追いで撮りたかったんですが
障害物が多くて断念。

そのまま大原駅へと戻り、終点の上総中野まで
折り返しの急行１号に乗車してみることにしました。







駅前まで戻るとすでにアイドリング中のキハ28の姿が
流石に気分が高揚します（キリッ


ホームから見るとこんな感じ





方向幕はちゃんと急行に変わってます。
何か停車位置の関係でここでもキハ52のお顔は撮れませんでした…


とりあえず時間もなかったので早速乗車
先頭のキハ52に乗り込むことにしました。






車内はこんな感じ。




扇風機のロゴ、優先席のシール　JRの頃と何も変わってない…
おまけに大糸線の運賃表まで残ってました。


このキハ52　125とは大糸線で７年前に乗って以来なんですよね
初めて乗ったキハ52もこいつだったり…
正直JRで４年前に引退した時はもうお別れだなとか思ってました。
最後まで残ったのがこれってのは何か感慨深い物が…


こうして思い出に浸ってると時間になったのか
急行１号はタイフォンを鳴らして大原駅を発車。
エンジンを唸らせてゆっくりと進みはじめました。





何か運転席の後ろでぼーっと景色を眺めていると
これまた懐かしいチャイム「アルプスの牧場」と共に車内放送が流れはじめました…



・・・・・・。
いすみ鉄道わかってるなぁ…



続きます









＊おまけ＊






いすみ鉄道に来る前のキハの写真を何枚か見つけたので
それと合わせて簡単に紹介します。





まずは大糸線で元気だった頃のキハ52　125です。
左の車両ですねー　
晩年はこんな感じの国鉄の旧標準色に塗られて
写真右の標準色の115号機、首都圏色の156号機と共に活躍していました。

因みに実はこの色って国鉄時代には０番台しか塗られた事はなかったりするので
ちょっとインチキなリバイバルカラーだったりします…
まぁ個人的にはかっこいいし正直そんな気にしてなかったんですが






んで


高山本線で走ってた頃のキハ28　2346がこちらです。
こっちは分かりづらいんですが赤白の高山色に塗られて活躍していました。
ちなみに連結相手のキハ58　1114は最後まで残ったパノラミックウィンドウの車両だったりします。
いすみ鉄道にこっちも譲渡されてたらなぁとか思ったのはナイショ

結局両車とも2010年にJRからは引退してしまいました…









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