教える立場

新人さんは、7月に入ってきた。50代半ばらしいねー。笑顔で、私の言ったことは素直に「はい！」って聞いて感じの良い人だけど、仕事としては正直ちょっとね。
同じことを2度も3度も言わなきゃ覚えてくれないんよ。いや、2度や3度言っても覚えてくれないかも。メモはしてるんだけど、そのメモを見直したり、頭に入れて記憶しようとしてないのか、言っても言ってもわからなくて。母に言ったら、年齢的な事もあるし、この先この会社で長く勤めるわけでもないから、若い人と違ってそこまで覚えようとする気がないんだよって言われたけど。
でも、早く覚えて欲しいんだよね。
ていうのはさ、工場長は事務所で生産管理やってた人が辞めちゃうからその人の代わりの仕事を私にやって欲しいみたいで。そうすると現場の人がいなくなっちゃうから、今の新人さんともう一人新人さんを入れて、その二人にやってもらいたいみたい。だから、今の新人さんには早く覚えてもらわないと。一生懸命教えなきゃ。ていうか、近いうちにもう一人の新人さん入ってきそうなの。面倒見きれるのかなー。

最近はもう事務やったり現場やったり、新人さんにいろいろ教えたり、電話に出たりバタバタしてて。工場長も具合悪くて週3回しか来ないからもう大変！！
もう少し負担が軽くなったらいいのにな。
やりがいは勿論あるんだけど、たまに嫌になるよ。先週だって、お盆休み明けたら「もう辞めます」って言おうかなと本気で考えたからね。
新人さんも入ったし、長くこの会社にいたらもっと辞めづらくなるし。
だけど、工場長可愛がってくれてるし、いい人だからそれはありがたい事だし、わたしの代わりの人いないこの状況で辞めますなんてやっぱりまだ言えないよ・・・。