マイクロソフト社より「2005年10月のセキュリティ情報」が公開。新たな安全性の欠陥は緊急3件、重要4件、警告2件。特に Intenet Explorer の累積的な更新プログラムなど『緊急』のものは適用が必須です。Windows Update をご検討ください。



【編集長のもうひとこと】

9月は修正ファイルの品質に問題があったこともあり、公開はゼロでしたが、その分(?)今月は多めです。

実際のところ、Internet Explorer よりもセキュリティに関しては安心だといわれている Firefox にしても、次々と脆弱性が見つかり、その都度、修正を加えていますから、ブラウザの宿命といえるでしょう。

そういう意味では、正直に更新プログラムを公開して、Windows Update という適用のためのカラクリも用意しているマイクロソフト社の姿勢は評価できると思います。

ただ、脆弱性が見つかってから悪用されるまでの期間が短くなっていますので、月に一度の修正プログラムの公開で本当に良いのかは、少し不安が残ります。なにはともあれ、がんばれ、マイクロソフト!