CHAN LUUのブレスレットがNYセレブの間で流行り始めた頃、メンズ雑誌「LEON」でこのブレスレットの存在を知り、どうにかして作れないかと天然石と革紐で試行錯誤して作った事があります。
その2年後に大手ビーズ屋でキット等が販売されはじめ、「ああー着眼点は間違いじゃなかったんだな。先取りしてやったわ!」と一人優越感でニヤニヤしていました(笑)
まあそんな事はどうでもいいのです。
昨日、日暮里に行ったところ、素敵なブレードがm/100円で売られていたのでピンと来たんです。
これと革を合わせてブレスレット作ったらCHAN LUUっぽくて良いかもと。
色違いでそれを購入して、and leatherさんで革紐に使う革をハギレで購入。
出来上がったのがこちら
■作り方
革は薄手でしなやかなものがベスト。多少傷物でも大丈夫です。
革をブレードの幅×2+余裕を持った幅で裁断。
今回ブレードは8mm幅だったので2cm幅にしました。
長さは56cmくらいですが、メジャー等を腕に巻いてみて良い感じの長さを測って切ってください。
それの裏面にゴム糊を塗り、乾かします
端はG17など強力なものがいいかも
乾いたら真ん中が合うように貼り合わせます。ピッタリじゃなくても大丈夫です。
合わさったらローラーかゴムハンマーで圧着します。
その合わせた面に細い幅の両面テープを貼り、ブレードを仮止めしていきます。
あとでブレードをミシンで縫うので、縫う所に両面テープがかからないようにしてください。
ブレードは両端を折り返すのですが、解れ止めにライターで炙って溶かすか接着剤などで予め処理しておくと安心でしょう。切りっぱなしでも大丈夫そうであれば折り返さなくていいです。
革用の針で、上糸は光沢のある太めの糸(今回はビニモを使用)下糸はシャッペ60番を使いました。
送り歯で革表面が傷つきやすいので、下に破りやすい紙を敷いて縫うといいです。今回はかなり薄手の半紙を使いましたが、繊維残りが結構あって微妙でした。薄葉紙がいいですね。
ブレードの端から端まで縫い、糸を切ります。
その後裏返して、端の部分を縫います。
ミシンで革を縫うとどうしても裏面が微妙なので、すこしでも綺麗にしたいのです。
切った糸はライターで炙ってとかしておきます。
片方にハトメとDカン、もう片方にギボシとその穴を作って完成です。
ハトメ穴とギボシの穴はブレードにかからない位置にしました。
お暇な方は作ってみてくださいねー。