goo blog サービス終了のお知らせ 

隠れ家茶店。

仕事、家庭、自分
貼り付いた付箋を取り去って
ささ、お茶でも一杯どーだい。  
ぢんこママ

■ 木遣り、唄う日。

2009-08-18 08:40:48 | Weblog
呼び ;イョォー オー ォォ オォーィ ヤァルヨー
受け ;エー エェー ィヨォー オォー



木遣り、です。
鳶職が仕事唄として歌いつづけてきたのが、木遣りです。
木遣りは神輿を上げるとき、宮入した後や結婚式などのめでたいときに唄います。
私の結婚式の時も鳶の方々に木遣りを唄ってもらいました。
婚礼仲人が
池之端の鳶の頭(かしら)ご夫妻、だったので。

訃報
昨日の早朝
その鳶の頭が亡くなったという連絡を頂きました。
享年57歳
早すぎます。
私の父が亡くなった歳と同じ
皮肉にも昨日8月17日は父の誕生日でした。

知人の死を目の当りにするといつも思います。

感謝している人には「ありがとう」と言っておかなくちゃ。
好きな人には「大好き」といっておかなくちゃ。
別れるときには「さようなら」って言っておかなくちゃ。

そして

逢いたい人には逢っておかなくちゃ。

お葬式に唄われる木遣りもあるそうです。
たぶんその日は
頭への木遣りが空を飛び、天まで届くことでしょう。

「ありがとう」
「大好き」
「さようなら」

出会えてよかった。
また
お会いしましょう。



君と出会った奇跡が
この胸にあふれてる
きっと今は自由に空も飛べるはず
夢を濡らした涙が
海原へ流れたら
ずっとそばで笑っていてほしい
【空も飛べるはず】 スピッツ
http://www.youtube.com/watch?v=P-I9Tn6RL0Q


きっと今頃は
病の鎖から開放され自由に空を飛んでいるころでしょうね、天国に向かって。
ん?もしかしたら?
鳶の最後の大仕事
天国まで足場組んで
昇っている途中かも(笑)

最新の画像もっと見る

6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (とし)
2009-08-18 09:39:56
最近、ウチも訃報があって、
いろいろまた考えることがあったかなぁ・・・

「いよいよ」ってときに、
何を残せるか、とか
前もって何をしておくべきか、とか。
ガラにもなく、ね。

その棟梁、
きっと上へ上へ・・・って登ってると思うよ。
たまに下を見て「みんな元気でやれよー!」って言いながら。

ご冥福をお祈りします。
返信する
Unknown (悪仕上がルンジャー・ブルー)
2009-08-18 12:37:08
仲人さんだったんですか、ご冥福をお祈りいたします。

会える時に会う、感謝する時は「ありがとう」、好きな人に「好きだよ」って言う事は本当に大切な事だと思います。
返信する
>とし (ぢんこママ)
2009-08-18 15:59:28
※何を残せるか、とか

できるなら突然の死は避けたい。
一応
逝く準備時間は欲しいから。
何を残せるか、
よりわたしの場合
何を残したくないか、かもしれない。
余計なものは
自分と一緒に消し去ってー
綺麗に更地に戻して逝きたい。

※棟梁、

業界用語?でもないけど
棟梁、は大工を指します
鳶、は頭です。
私も最初ごちゃにしていて注意されました。
あと鳶のあいだでは
法被は関西
半纏は関東
なのだそうです。(頭が教えてくれました。)
これ、ごっちゃにすると色々うるさいらしい。
東西の戦い~



返信する
>ブルー (ぢんこママ)
2009-08-18 16:06:06
※本当に大切な事だと思います。

「さようなら」もね。
わたし頭に会ったのはたぶん年末に正月飾りを持って来てくれたときだと思うのだけど
最後にちゃんと挨拶したかな、って記憶にないのよ。
まさか、それが最後だなんて思ってもいなかったからね。
ちゃんと
さよなら、って言っておけばよかった・・。

※好きな人に「好きだよ」って

で、
嫌いな奴はぶん殴っておこう!
返信する
Unknown (ミノキチ)
2009-08-19 22:49:39
死んでも人の記憶に残る。それでいいと思う。
家族には財産が少し残せればそれはそれで運が良かったんだと。
好きな人には最後に手紙で「ありがとう、感謝してます」と残しておけば完璧だ。

気持ちを素直に伝えるって出来そうで出来ないけど、そのつど伝えたいね。
返信する
>先輩 (ぢんこママ)
2009-08-20 15:05:54
※死んでも人の記憶に残る。

自分が死んだら
どうして欲しいかな。
さっきお葬式に行ってきたので考えていた。
大好きだった人には
たぶん
泣いて欲しい、と思う。
ずっと泣いててとは望まないけど
少しでいいから悲しんで欲しいって思った。

※そのつど伝えたいね。

いつ、自分のその日が来るのか
誰もわからないからね。

ご遺体を見せて頂いたら
全く別人に見えた。
生きていない、っていうだけで
こんなに違うのかと改めて感じた。
生きてるってすごいね。
改めて感じた。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。