森の中の恍惚

野山が笛を吹いている

高坂神社

2014年01月10日 | 空色の休日 2014 

カインズホーム東松山高坂店の南、旧武蔵国高坂宿の鎮守「高坂神社」に参拝。


拝殿中の社額には、旧社名である「八剣明神社」の社額も見られます。
 当社は、この高坂の鎮守として祀られ、大同年間(806-10)、坂上田村麻呂がこの地を通った時、日本武尊が東夷征伐の折にここに陣屋を置いたという故事にちなみ、尊の武徳を追慕してその旧跡に社を建立し八剣(やつるぎ)明神社と号したことに始まるという。当社の裏(北側)の山林には、今なおこんこんと清水の湧く泉があるが、この泉には日本武尊が東夷征伐に臨んで身を清めたという伝説が残っており、「日本武尊お祓いの清水」と呼ばれている。また、地内には古墳も多く、当社の境内にも剣前古墳と呼ばれる後期古墳がある。

 中略

 当社が、高坂神社と称したのは、明治42年2月19日のことである。その契機となったのは、政府の合祀政策による神社統合で、同年2月10日に境内末社の日枝神社・疱瘡神社、同字無各社天神社及びその境内社の雷電社、字二番町無各社八雲神社が、高坂の村社である当社に合祀されている。
(Resource:「埼玉の神社」埼玉県神社庁)


境内には、敬宮愛子内親王誕生記念の「梓」の木が植えられています。「梓」は皇太子徳仁親王のお印ですね。


神社周辺は高坂古墳群で、この地座地も「高坂古墳群8号墳」となっています。2011年11月には、8号墳の東側より県内では初となる「三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)」が出土して話題となりました。


:【三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)】神獣鏡のうち、縁の部分の断面が三角形をしているもの。日本の前期古墳から出土し、魏の製品と考えられているが、国産説もある。(Resource:大辞林 app)

:ここです→ Google マップ

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