When words leave off music begins.
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Vitali Chaconne [Arthur Grumiaux]
円 心 寺 (えんしんじ)
円心寺は浄土宗の寺で、山号を要行山先求院(ようぎょうざんせんきゅういん)といい、本尊は阿弥陀如来である。
寺伝によれば、当山は天正年中(1573~1592)の建立で、開山は教誉及天(きょうよきゅてん)と称し、天正九年(1581)に示寂。のち慶長八年(1603)に小笠原左衛門佐信之(おがさわらさえもんのすけのぶゆき)がその帰依僧円心房(えんしんぼう)を三河国から招いたと伝えられる。
山門は天明年中(1781~1789)の建立といわれ、三間一戸(さんげんいっこ)(柱間が三つで真中があいている)重層の建物で、木割を縦横に駆使し、社寺建築技術が最も発達した時期の所産で構造だけでなく総体的に安定した美観を表現するよう工夫されている。
昭和五十三年に解体修復し、翌五十四年に本庄市指定の文化財となっている。
昭和六十一年三月 埼玉県・本庄市