森の中の恍惚

野山が笛を吹いている

When words leave off music begins.


毛呂山町 出雲伊波比神社

2010年01月25日 | 空色の休日 2010 

毎年11月3日の文化の日に行われる「流鏑馬(やぶさめ)」で有名な、毛呂山町の「出雲伊波比神社(いずもいわいじんじゃ)」で初詣....。


拝殿前の三の鳥居の両脇には樹齢90年以上にもなる橘の木が黄色い実をつけています。


日本北限の樹とありました。実がたくさんついています。


では、拝殿で初詣(?)。


埼玉県最古の神社建築といわれる本殿は、ただいま改装中でした。


参道と平行するように流鏑馬道。走ってみたくなりますね。


Jr.とネコを従えている狛犬。このネコ、かなり有名のようだ。


出雲伊波比神社
 埼玉県入間郡毛呂山町大字岩井2915鎮座

祭神
 大名牟遅神・天穂日命・品陀和気命(応神天皇)・息長帯比売命 他
 出雲を中心として国土経営、農事、産業、文化を興され、全ての災いを取り除かれた大名牟遅神、天孫のために出雲の国土を移譲する、いわゆる国譲りに奔走され大名牟遅神が杵築宮(出雲大社)に入られたのち、そのみたまを齋い祀る司祭となられた天穂日命、この二柱の神が主祭神で、家内安全、病気平癒、開運招福、商売繁盛の神としてあがめらる。

創祀
 古く出雲臣が齋祀する社であった。景行天皇五十三年(一二三年)に倭建命が東征凱旋の際侍臣武日命(大伴武日)に命じて社殿創設、神宝として比々羅木の矛をおさめられたと伝えられ、現に東北を向いて鎮まり坐す。

神名
 出雲伊波比の神名初見は宝亀三年(七七二年)の太政官符においてで当社はそれによってその論拠をえたのである。それによると当社は天平勝宝七年(七五五年)には官幣に預かる預幣社となり、延喜式神名帳にも記載され当社が延喜式内社とよばれるゆえんがそこにある。

本殿建築
 流造一間社で屋根は桧皮葺形式、大永八年(享禄元年(一五二八年))九月十五日毛呂三河守藤原朝臣顕繁再建によるもので埼玉県下最古の神社建築である。大永八年・宝亀十二年(一七六二年)の棟札二面とともに国指定重要文化財。昭和三十二~三十三年、文化省は解体修理をおこなった。

例祭
 十一月三日 県無形文化財民俗資料選択の「古式流鏑馬」が奉納される。九百二十年の歴史をもつ。

  昭和六十一年八月


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コメント
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