みかんだいありー

耳鼻咽喉科クリニックの院長が、診療や日常生活で気づいたことを自由に書きたいと思います。

柿の葉ずし

2014-01-21 00:09:21 | Weblog

今日、朝のテレビ小説「ごちそうさん」で、「柿の葉ずし」が出ていました。

酢じめしたサバなどの押しずしですが、和歌山では笹の葉でくるんだ「なれずし」がおなじみ。

「柿の葉」ずしは奈良、五條の名物というイメージがあります。

でも、魚は奈良でとれるわけではないので、

「地元でとれるんは葉っぱだけやないか、これで名物とはおこがましいわ」と和歌山県民なら突っ込みを入れたくなります。

先日高野口までいく用事があって、途中妹背山のちかくの道の駅によったところ、ここで作っていたのは「柿の葉ずし」。

紀ノ川沿岸の、どこらあたりで笹から柿の葉にかわるんやろ。

「なれずし」にくらべて「柿の葉ずし」はサバの身も少ないし、やっぱり和歌山の勝ちやな。

ところが、先日若狭のサバの棒ずしを食べる機会があって、ボリューム満点、おいしかったです。

似たようなお寿司はどこにでもあるみたい。

そうそう、島根地方ではサバの押しずしを海苔で巻いて食べるみたいです。

所変われば品変わるですね~。

なんで海のない奈良県の名物になるんや?柿の葉で巻くことでなんかうまみがでるんやろか?

傷みにくい「しめサバ」とか「火を通したはも」とかしか、奈良や京都の人は食べられやんかっただけと、違うんか?

それを名物やの京料理やのゆうて、高い値段とる。和歌山にもっとおいしいもんようさんありまっせ!


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