じぇらしい と

あなたの　

ほんとうのすがたを　知りたい


仕事という　鎧を脱いだ

責任という　衣をとった


あなたの

ありのままのすがたを　知りたい


わたしではない

だれかに　きっと　見せていると

それは　知っています


寂しいとは　思いません

それも　あなた　なのだから


でも　少しだけ

わたしにも　見せて欲しいのです

こぼれてしまったもの

作り笑顔で　通り過ぎる


この扉あけたなら

すべて　やりなおせるかもしれない


たったひとつの　ちいさな勇気

指のすきまから　こぼれてしまった


逢いたい　逢いたいあなたに　

もういちど


こころちぎれそうに

想ってしまう

あきらめ 雨の日に

冷たい雨は　涙に似て

進むあてのない　ふたりの関係


はじめから　解っていたけれど

こんなにも　辛いものだなんて


はだかる障害は　どうしようもなく

意識するほどに　大きくなる



もう　いいのです

落ちる雨粒に　全部とじこめて

空へと　そっと返しましょう

真夜中の想い

あまえてみたい


そばにいて

たゆたう香りの　コーヒー飲んで

好きな景色のはなしをして

ときどき　眼をみつめて

ときどき　肩をだかれて


夜がふけ

虫の声もとだえ

月明かりだけが　部屋を照らすとき


こころが頼りなくなって

まあるい場所が　ほしくなってしまう

曼珠沙華

つのる想いは　赤赤として

こころの隅まで　染めていく


成就の日を　夢見ることは

超えてはいけない　罪の世と


きつくこの身に　云いきかせても

ひと風吹いたなら　散散に乱れる


今宵は　いっそ月の光に

懺悔の気持ちを　捧げようか

覚悟

今だったら　出来るような気がする

想い出を　仕舞って

違う方向を見ていこう



忘れる　なんて　

そんな時がくることなんて

ありえないと　信じていた



進む道が　閉ざされているのならば

いっそ　その方向を変えようと

そう　おもっただけ



涙なんて　もういらない

木陰で休むように

ちょっとだけ　こころに風を通して

そして

つまさきを　あなたのいないところへ

そっと　向けてみるだけだから

元の位置

あなたの元へ戻ろう

あなたの大きな心の中へ


あなたの優しさに

疑うことなく　甘えてしまっていた

それも　あなたの罪と


輝くその場所は

なんの変わりも無いのに

独り避けて逃げていた


今こそ　戻ろう

どうか　あなた　許してください

意志

逢えない日が重なり

よく似た人を　探してしまう


時には　幻覚をみて

こころ　ざわめかせる


愚かな　独りの世界


別れが近いと　覚悟したから

もう逢うのは止めにしようと

背筋のばしてみても

それは　固くなったこころの哀しい姿



いっそ　飛び込んでいけたなら

全てを捨てて

ただ　あなたのもとへ

アリス・イン・ワンダーランド

あなたに逢えるのならば

何処へでも行きましょう


あなたに逢えるのならば

いろいろ手をつくすでしょう


あなたに逢えるのならば

たくさんの時間の消費も厭わないでしょう



ジョニー・デップ主演
ティム・バートン監督

「アリス・イン・ワンダーランド」

２０１０・４・１７ロードショー

　　　明日９月１９日前売り券発売
　　　　　　ジャパンプレミア招待券が当たる
　　　　　　　　応募葉書付き

あなたに逢うときは

あなたに逢うのは

朝の陽の中がいい

新しい光りの中で　

その姿を見たい


あなたの笑顔に逢うのは

晴れの日がいい

輝く陽の中で

その笑顔を見たい


あなたの優しい声に逢うのは

わたしのこころが

ちょっとだけ　弱くなっている時がいい

きっと　その声で

わたしは　強くなれるから