サンリスク・コンサルティング

長生きのリスクに備える保険と資産運用のアドバイザー。国内運用から海外投資まで

以上を持ちましてありがとうござました

2008年09月08日 | 金融一般
ブログ閉鎖の挨拶
サンリスク・コンサルティングは、株式会社ハーバー ウェルス マネジメントに法人成り致しました。
これをもちまして、サンリスク・コンサルティングのブログを閉鎖し、新たにハーバー ウェルス マネジメントのブログを装いも新たに開設したいと思います。

まだ、新会社のHPもできていません。
まずはブログがアップされる段取りになるかと思いますが、引き続き宜しくお願い致します。

新会社は、お客様の資産形成からもしもの時の備えまで、人生のマネープランをお支えする会社として営業して参ります。皆様のお役に立たせて頂きたく、宜しくお願い致します。

感謝!

資産1億円でリタイア

2008年07月03日 | 金融一般
6月28日の日経PLUS1での特集が、「資産1億円で早期リタイアする?」でした。ネット調査の結果、「する派」は、1201人。「しない派」は、2919人でした。その中でしない派の意見として、「年2%で運用しても、今の収入を確保できない」(40代男性)というものがありました。

確かに日本の金融情勢を考えたらそう言うのも理解できます。

しかし、私が昨年香港のプライベートバンクに言った時、あるお客様が言っていました。お客様は実際に1億円を預けて運用させようとしていました。彼はこの1億から毎年10%のリターンを得たいと言っていました。70代後半とお見受けしましたが、それだけあれば十分だとのことでした。

そして、このお金を息子孫へ残して生きたいと。

いまは、サブプライムなどで大きく振れているので、実際10%なんてできるのか?といぶかる方も多いと思いますが、資源ファンドなど伸びているものもあるわけです。問題は組み合わせすなわちポートフォリオにあると思います。

1億で十分リタイア可能というのが私の考えです。

最後に、今日お客様から移転のお祝いのお花を頂きました。
素敵な アンスリュームでした。感謝です。

Wealth Management 会社

2008年05月15日 | 金融一般
私は、お客様の資金運用のご相談を受けています。
提案の1つとして香港のWealth Management会社をご紹介しております。
いままでファンドハウスなどと言っておりました。
それはなかなか良い日本語の定義が無いので地元での呼び方を使っていたのですが、今回の訪問でそれらの会社がWealth Managementと呼ぶ事が分かりました。

Wealthとは、訳すと「富、財貨、財産」。Managementは、「取扱い, 管理, 経営(能力)」です。財産経営とでも言えば良いのでしょうか。

香港には、この種の会社が350社もあるそうです。そのうち日本人をお客様として日本語で対応してくれるところは、5社程度では、というのが現地の日本人スタッフの話です。

日本では、財産を殖やそうとする場合に、銀行、証券、保険会社など金融機関に行きます。すると具体的な商品を提案されて購入するという形になります。彼らも商品を販売することによる手数料収入を得られます。最近銀行が大きな利益を上げている源泉はこの手数料です。

仮に1000万円から1500万円に資産が殖えたとした場合、単一商品によって殖えても日本の金融機関、担当者は喜びません。いくつもの商品を売っては買ってで1500万円になることが有難いことなのです。それが手数料ビジネスです。

Wealth Management会社は、お客様の資産総額に対して1%程度の料金を取るという考え方ですから、単一商品だろうがなんだろうが、お客様の資産が殖えれば増えるほど彼らの収入になります。

財産経営に関するWinWinの関係とは、自分の資産が殖える事が担当者(会社)の収入が増える事につながる(イコールである)ことではないかと思います。

カントリーリスクランキング

2008年05月07日 | 金融一般
日経ヴェリタス 2008年5月4日号の57ページにカントリーリスクランキングが掲載されていた。1位には、16カ国が並んでいる。
順に、オーストラリア、ニュージーランド、スイス、ノルウェー、カナダ、ルクセンブルク、英国、フィンランド、オーストリア、オランダ、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、フランス、ベルギー、イタリア
17位でシンガポール、米国と続く。

これは、国内の主な銀行、企業、研究機関にR&Iがアンケート調査したもので、年2回実施しているとのこと。あくまでアンケート結果なので、R&Iが格付けしたものではないと但し書きがついている。しかし、実勢価格ならぬ実勢格付けといったところに思える。

高金利定期預金で知られる、オーストラリア、ニュージーランドが強いのは定期預金をしている身からすると一層安心感がある。しかしその他はカナダを除いてヨーロッパの国々である。こういった事もユーロやポンドが買われる理由なのかもしれない。

当たり前の話。日本人への調査だから日本の評価がでていない。日本のカントリーリスクはずっと低いのではと思われる。