ワクシングに防護マスク

私がRSSリーダーでチェックしているブログに ホットワックス入門 というスキーサービスマンの方のブログがあります.
そこで今シーズン前に 『防護マスク』というエントリーがあがっていました.
気化したパラフィンは吸気に乗り、実は肺に達しており、肺の奥の末端である肺胞に沈着する。この沈着によって1時間あたり1パーセント前後の肺機能の低下が報告されている。長期間的には排泄されるもののハイシーズンの連続作業では完全に排泄されることはなく蓄積していくので、選手でありながらワックス作業をするかたは注意を要する。
それを読んだときは, 「へぇ~, 距離競技の選手なんかは注意しなくちゃだろうな~」ぐらいにしか思わなかったのです.

が…

今年の2月に菅平のレースに行ったのです. それが, 金曜日に会社を休んで宿に入ってちょっとフリースキー, 土曜日GS, 日曜日SL という余裕あるスケジュールにしたにもかかわらず日曜が終わった時点で, 自分で信じられないくらい息があがってしまって疲労困憊状態でした.
で, ひょっとしてと思うのが, 土曜日の夜に自分と妻のGSアップ板, GS試合板, SL試合板 6セットのホットワクシング(ベースワックス+滑走ワックス)を行って, 随分長い時間チューンナップルームに居たのが影響したのかも?
しかも泊まった宿のチューンナップルームが狭くて換気が良くなかったんですよね~

そんなわけでちょっとWEBで検索かけて見つけたのがこちら→Ski Pics Picker メーリングリスト
どんなマスクがいいのか、大手防塵・防毒マスクメーカーである3M社に問い合わせてみました。
 回答は、「オイルミスト対応の防塵マスクをお勧めします。パラフィンを熱して発生する煙は、パラフィンが一旦気化したものが、空気中で冷やされてミスト状となって浮遊しているもの。すなわちオイルミストですので、オイルミスト対応の防塵マスクをすれば良いです」という主旨でした。

 調べたところ、防塵マスクにはいろいろと規格があって、その大きな括りとして「オイルミスト対応の防塵マスク」というものがあるんですね。
 例えば、
 http://www.mmm.co.jp/ohesd/pdf/top2.pdf
 http://www.mmm.co.jp/ohesd/pdf/houki2.pdf
 ここからも分かるとおり、オイルミストのある環境で使える防塵マスクは、日本の規格名で言うと「DL」または「RL」に限られるんですね。一般的に広く流通している防塵マスクのほとんどは「DS」等の固形塵専用の防塵マスクで、オイルミストのある環境では使用できないようです。
とのことで, 上記の記事で推薦している 3M の 8577-DL2 というマスクを買ってみました.

さて, どんなもんでしょう?


使い捨て式防じんマスク(排気弁付き)8577-DL2 10枚入り
10個セット 税送料込6,090円

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コメント
 
 
 
Unknown (まみ@ドロップス)
2007-03-30 10:23:24
あたしもホットワックスをじっくりかけるときは普通のやつですがマスクしますよー。
普段(といっても3週間に1回くらい)は面倒なので生塗り→アイロンと手抜き丸出しですが、その短時間でも息苦しくなるので・・・。
次回はマスクレポ期待してます♪
 
 
 
情報感度高いですね (kona)
2007-04-03 22:03:10
私はあまり鼻がきかないのもあって
ホットワックスの匂いが気になったこともなく
息苦しさってのも感じたことはなかったんです.
なので今回の息のあがり方も本当にワックスが
原因かは確信がありません.
だからマスクレポも「効果あった」とも「無かった」
とも断言できないと思います
まぁマスク導入は一種気休めみたいなもんですね
 
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