iPod touch で仮想GPSソフト Navizon を使う

GIZMODOの記事 『iPhoneで使えるGPSもどき』で紹介されている, WiFiを使ったロケーションAP Navizonjailbreak した iPod touchに入れてみました.

WiFi アクセス可能な場所で, メニュー画面の Navizon のアイコンにタッチすると


こんな感じで Google Map 上に今いる場所が表示されるのです!!
バッチリ川崎駅にいることが分かって, ちょっと感動.

どんな仕組みになっているかというと, Navizon のDBにWiFiアクセスポイントの位置情報が格納されていて, iPod touch は現在地で受信できるWiFiアクセスポイントをDBに投げると位置情報が帰ってくるわけです.

さて, ここで問題です.
WiFiアクセスポイントの位置情報はどうやって集めているのでしょう?

なんと, GPS端末を持ったエンドユーザに集めてもらっているんですよ.
アクセスポイント5,000個の情報で$19.99のお駄賃払ってるらしいんですけど.
なんと言うか, Web2.0的で素敵です.

ただし, このサービスを iPod touch で本格的に活用するには2つほど問題があります.

まず第一に, 現時点の日本では位置情報が登録されたWiFiアクセスポイント数が少ない! 本日時点で東京周辺での登録数は10000弱です. 1万ってけっこう多そうに思えるけれど, 100km四方にならすと 1キロ四方に1つなわけで, 面的な広がりでは全然足りません.

まぁ, これはユーザが増えれば自然と解決するんじゃないかと思ってます. 車にGPS端末をつないだノートPCを載せてちょっとドライブするだけで, WiFiアクセスポイントの1000や2000はあっというまに位置確定できますから.(逆に言えば, 東京周辺から Navizon への位置情報の登録を行っているユーザって10人もいないのじゃないかと思います.)

しかし, もう一つ問題があって, そもそも位置確認のために Navizon のDBにアクセスしなければいけないので, ネット接続できる場所でしか使えない…

iPhone 日本版が出れば解決するのですが, ZEROProxy使える人で無いと iPod touch では致命的かも?

まずは公衆無線LANのサービスプロバイダがアクセスポイントの位置情報を提供してくれると駅周辺で現在地の地図を一発で表示できるという便利サービスにはなるんですけどね.

ともかく iPhone が発売されるまで, GPSをノートパソコンにつないで地道に位置情報集めしてみます.



自転車でざっと周っただけで



こんな感じにできるんで, 機材を持っている方は是非!

Navizon のサイトに行き
画面左上の「ログインボタン」の下にある「New users can register here」


飛び先の登録画面で

メールアドレスやなんやかんやを入力して登録すると Wi-Fi 位置データをアップロードできるようになります.
よろしければ「referral code」には私の紹介コード 「5E5C5F575F56」を入れていただけるとうれしいです.

とかやってて, 日本版 iPhone にGPSチップが載って来たりすると無駄骨ですね. それはそれですごく嬉しいけど.

関連エントリー
『iPod touch エントリー目次』

Apple Store(Japan)

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