植物では、
ウメ、ツバキ、タンポポ、サクラ、ヤマツツジ、ノダフジ、ヤマハギ、アジサイ、サルスベリ、ススキ、イチョウ、カエデ。
動物では、
ヒバリ、ウグイス、ツバメ、モンシロチョウ、キアゲハ、トノサマガエル、シオカラトンボ、ホタル、アブラゼミ、ヒグラシ、モズ。
何のことか、お分かりですか?
気象台が、毎年同じ場所で、同じ生物・動物種を対象に
成長の度合いや、行動の変化を定点観測することによってその年の季節の移ろい具合を見るために定めている
「生物季節観測」 ための 「規定種目」 です。
ほかに
地方の各気象台が独自に観測対象にしている動植物もあって、
これらは 「選択種目」 と呼び、区別しているそうです。
名古屋地方の桜の 「開花」 と 「満開」 は
名古屋地方気象台の敷地内にある桜の標本木を見て判定しているようですが、
ややツムジ曲がりの私は、私なりの 「生物季節観測」 で判断しており、
桜については
毎朝の出勤ルート上に見るこの小学校の “校庭桜” を標準木に決めています。
それによれば、
当地の桜はすでに満開。
花吹雪がヒラヒラと舞い始めるのも
もう間もなくと思われます。
今年は
一段と、
花の命が短いようですね。