発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

67.生活にリズムを作る(12) お手伝い

知的障害・発達障害教室の造形リトミック教育研究所

67.生活にリズムを作る(12) お手伝い
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」
  造形リトミック教育研究所  

*楽しいからのパートナー
*新しく知るからのパートナー
*ちょっと簡単からのパートナー  

 おはようございます。

 人は、「してもらう」ことよりも「してあげる」こと、つまり自分が「役立てること」や「喜ばれること」によって成長します。

 できたら、ご家庭でお手伝いをする場を作りましょう。ここでは、たとえば夕食前のお手伝いを考えてみます。

・テーブルをふく。
・食器を食卓に整える。
・料理の材料を冷蔵庫から出す。
・簡単な下ごしらえをする(洗う・切る)
・調味料を計って入れる。
・炒める、焼く。
・分けて、盛り付ける。

 お子さんの年齢や発達段階を踏まえて、適切な仕事を考えましょう。

・あまり簡単すぎないことです。
・しかし、あまり難しすぎないことです。
・本来の道具を使わせる:軽量スプーン、カップ、お玉、菜ばし、包丁・・・。

 指示的にならず、叱らずに導きましょう。
 「もっとちゃんと拭いて」とか「○○が、まだ出てないわよ」とか「しっかり洗って」とか「ちゃんと計った?」とか「よく見て炒めなさい」とか「こぼさないで盛り付けて!」などは禁句ですね。

 やりがいがあるように、お母さんに喜ばれて良かった、家族が「おいしい」と言ってくれて良かった、と思えるように。お手伝いが、叱られる対象になったり、義務感ばかりで重荷になったりしないように配慮し、セッティングしましょう。

 もしお子さんの状況から、「夕食の手伝いなんて、却ってこっちが大変」というようでしたら、少し時期を見るか、別のお手伝いを考えましょう。

 お子さんを叱らないことと同じくらい、お母さんが負担にならないことも大事ですから。

造形リトミック教育研究所
>>ホームページ http://www.zoukei-rythmique.jp/
>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp

なかのひと
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