対極論

正論・異論・極論…様々な角度から考察する思考実験ブログ

大極論 40号 貧困の犯人とは?(その1)

2016-12-28 03:35:07 | 時事・思考実験
正論・異論・極論…様々な角度から考察する思考実験
【国内】誰が日本の貧困を拡大させているのか? (2ちゃん ビジネス+・HUFFPOST・「稲葉剛公式サイト」より転載)

私はカジノ法案について、現在でも深刻な国内のギャンブル依存症問題を悪化させ、ホームレス問題などの貧困問題を深刻化させるものだとして、反対の論陣を張ってきました。
こうした主張をすると、必ずと言っていいほど、「パチンコはいいのか?」という意見が飛んでくるのですが、私はパチンコへの規制も強化すべきだと考えています。少なくとも、駅前などアクセスしやすい場所での出店は規制すべきです。


生活保護世帯の増加に対して、厚生労働省の担当者は「依然として、1人暮らしを中心に高齢者世帯の増加に歯止めがかかっていない。高齢者が貧困に陥らないよう対策を検討していく必要がある」とNHKの取材に答えていますが、今回の年金カット法案は全く逆の方向を向いており、生活保護世帯の更なる増加を助長するものだと言えます。

このように、今国会における与党や日本維新の会の動きは、「政治が貧困問題の解決を遠ざけている」と言わざるを得ないものでした。

「左派と見られるのが怖い」症候群
カジノ法案や年金カット法案、生活保護基準の引き下げといった「政治的」な課題に対して意見を述べると、自分たちの活動が色メガネで見られるようになり、支持が広がらなくなってしまうのではないか、と恐れてしまう。「左派と見られるのが怖い」症候群とでも言うべき現象が広がりつつあるように、私には思えます。

残念ながら、今の政治が貧困を拡大させ続けているのは明白です。一人ひとりの生活困窮者を支えていく現場の努力を踏みにじるがごとき政治の動きに対して、内心、憤りを感じている関係者は多いのではないかと思います。

貧困問題を本気で解決したいのであれば、「誰が貧困を拡大させているのか」という議論を避けて通ることはできないのです。

【お題】
当記事の著者・稲葉氏は、ホームレス支援団体「やもい」をはじめとして貧困問題に取り組む、そうした人からの視点だが、どうだろうか?

【極論】

A:
やもい…かw
代表の湯浅が麻生政権末期に日比谷に派遣と関係ないホームレスをかき集めて「派遣村」を称して作り、政権揺さぶりに使い、その「恩賞」で民主党参与に遇されたトコロの理事ねぇ…
こうした背景があると貧困対策団体=サヨクだと色眼鏡で見られても仕方ないよね。

B:
小泉改革以降、政府与党は貧困の拡大、自由競争から過当競争更には寡頭競争を推進し生活破綻者を増やす政策をしている。
どうしても保守・自民党と対峙するアクションを行えば民主=民進党と接近せざる得ない、当然左派団体関係者との交流も起こるのは仕方がない。

C:
このブログ記事を見てもわかるように、貧困救済団体の看板を掲げながら「政府が悪い・政治が悪い」とその政党を名指しで挙げて批判しながら、政治的色眼鏡で運動が見られて困ると嘆く矛盾をしてる事を自分で気付いていないよね。
最後に「誰が貧困を拡大させているのか」って敵・犯人を決めて攻撃すれば社会が良くなるとプロパガンダをやろうとしている。
こんなのが理事の団体じゃあ、団体はパヨクの巣だって思われかねないよw

B:
貧困の対策をしてる目線から何が悪いのかを分析する事がおかしいのか?
分析の結果が今の政治の問題だと述べるコトがパヨクなのか?
実際に貧困を拡大させる政策をしているのは政府だし、それを否定する事が悪いなら、その国はファシズムだよ。

C:
別に政府批判をするのは自由。
一方で政府批判の為に貧困問題を利用していると団体自体を色眼鏡で見るのも人々の自由。

A:
少なくともホームレスを動員して派遣村をデッチあげた時点で貧困対策団体を政治活動の道具に使ったのは明白だな。
弱者・正論を御旗に政治的恫喝をすればそういう理解をされるに決まってる。
やってる事は、食い詰め者を「大衆」と称して集めて、僧兵と共に春日大社のご神木や神輿を担いで摂関家に強訴に行く山法師(延暦寺)のやり口と変わらないわw

B:
じゃあ何か?
弱者対策団体や社会問題を啓発する団体・個人はサヨクだから相手にするなって世相が正しいとする社会がマトモなのかよ!

大多数の国民が下層に堕ちて弱者側になりつつあるのに、弱者対策団体が下層に色眼鏡で見られる社会っておかしいだろ?

C:
別におかしくはない、
社会が矛盾に満ち不安と不満が溢れ経済的にも困窮が増えると、社会主義者や無政府主義者が跋扈し党勢を拡大するのがこの数世紀の歴史。
だが、日本では先の民主党政権下でのそうした「弱者目線」での革命家モドキの所業と無能が露見し、支持するはずの有権者をウンザリさせ、同時にそうした弱者目線への胡散臭さを感じちまった訳でな。


B:
じゃあそれに乗じた安倍政権のやりたい放題を容認し、貧困で殺されるのを喜べとでも言うのか?


D:
まぁ…ノー・アベだけ騒いでいればセカイが変わると思っているパヨクが政治のアンチテーゼであり、社会問題対策団体がそうした連中に縋り歩調を合わせる事が正義だと思い続けるならば、社会はそれらを見棄てるだろうね。
その結果社会が悪くなってもな…

ってかパヨクは社会正義を実現したいのかい? それとも自民党を悪漢視しての国盗りをしたいのか?

A:
国盗りをしたいだけに決まってるじゃんw
弱者・安保・差別…正論や綺麗事を並べて対立軸を作り敵対者を「正義の」ポリコレ棒で殴り回りセイギの擁護者のコスプレをして、政治に口出しし反政府運動を画策する。
弱者や安保に差別なぞその為の手段・養分に過ぎない。

B:
そんな訳あるか!
社会正義・社会問題に対峙すると、どうしても政治の壁にぶちあたるのは当たり前だし、政治に関与せざる得ない。
そして諸問題の解決の為には、現在の政権政策を変更させるしかないとの結論に達するのも必然。
特に日々悪化する状況を促進するような法案を量産する政府与党が相手ならばなおさらだよね。

A:
で?
政権を倒し政権交代をすればですか?
その結果は明らかでしたよね?

言っておく、有権者への情緒的プロパガンダは実体が伴わないと怨嗟となって再び返ってくるぞ?

(続く)


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