ブログ・オブ・エレキング大好き

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デザイナーの罠

2010-06-09 18:56:45 | 雑記

内定先の企業の内定者懇親会に参加してきた

基本的に食事会だけれども、他の内定者たちの前で各自マイクで自己紹介させられたり

しかも、直前に人事部の人に指定されたお題を交えなければいけないという無茶振り(内容は一人ひとり違う)をさせられたりもした

 

例)
・私は○○オタクです
・ありえないと思った話
・今だから言えること
など

 

そこで私に回されたお題は

「アツイ話」

・・・・・・ざっくりじゃね?

とりあえず、最近観た映画でいかに自分が泣いたかという気持ちの悪い話をしてその場を切り抜けた

ちなみに映画は『ひゃくはち』

 

んで、

隣の席で仲良くなった人がデザイナー職だった

工学の人間にとって美術畑の人と絡む機会なんてそう無いので質問攻めに

他の参加者たちがスーツなのに彼は私服(一応は私服もOKだった)

「いや~失敗しましたよ」と言いつつも相当カッコいい

ビジネスカジュアルでもないよくある大学生らしい私服なのに清潔感もある

その私服が似合いすぎて周りがスーツなのに違和感があまり無かった

しかも顔は三浦春馬似の超絶イケメン

美大生だというその彼は人当たりもよく、中学からずっとバスケをしていたというその身長は180cm

・・・・・・どんだけ正義超人なんだっ!?

スケッチブックや作品をスクラップしたものを持ってきているということなので見させてもらった

う、うまいっ!

一例を挙げると

「新しい掃除機を提案する」という大学のレポートのために彼が描いたハンディ掃除機は確実にビームが出るでしょってくらいの代物

まるでサイコガン

・・・・・・どんだけハイセンスなんだっ!?

 

他の作品も見させてもらったけど、こんなの一生自分には描けないだろうなと思い知らされた

だから当然褒めちぎった

もちろん私だけじゃなく他の人たちもそれを見てただただ感心していた

(後から知ったがどうやら他には理系の人間しかいなかったらしい)

 

そんな彼の最近の悩みは

『可愛い女の子が描けないということ』

・・・・・・あれ?むしろ好感度上がりましたけど?

 

向かいの席に座っていた京都から来たという人がスクラップブックを開いていた

(私はスケッチブックを開いていて、スクラップはまだ見ていない)

スケッチブックを見終わったので他の人に回してやると自分が手持ち無沙汰になった

なんとなく「すごいねー」とか隣に座っているデザイナーの彼に話したりしながら向かいの京都の人が見ているスクラップブックに目をやる

スクラップブックにあるのもやはり上手かった

「そっちのスクラップブックのもすごいね、まるで写真だわ」

お世辞でもなんでもなく、確かに私はその時にそう感じた

そして思ったことをそのまま言っただけだった

 

・・・・・・すると、「ええ、まあ」とデザイナーの彼のリアクションは微妙なものだった

照れているのかなと思ったが、なぜだか向かいの京都の彼も微妙な表情だった

あれ?さすがにちょっとうるさすぎたかな?

と、反省していると

なんということでしょう

スクラップブックにあったのは本当に写真だったのです


我 「あ、(;@皿@)な、なんてね~」

デザ&京都「・・・・・・(・ー・)(・ー・)ハハ」


逆さじゃわからないよorz

未だに狙ったのか素で間違えたのか、どっちの体でいくのが正しかったのか答えは出ていない

ちっちゃなプライドを守るために大怪我をしたという話