アビのたいくつ

たいくつは“幸福時間”のバロメータ

主役は、売り手?買い手?

2005-08-23 | Weblog
先週の日曜日、我輩のご主人様が早朝から天王寺さんへ
何でも仲間たちで天王寺さんの境内で露天商をやるのだそうで

21日は弘法大師(おだいっさん)の日ってこともあって大勢の参拝者が訪れます。
早朝からの区割りで場所も決定!天王寺さん正面鳥居をくぐってすぐの好位置をキープ。

仲間たちで制作した陶器作品を展示販売。
ディスプレイは1週間前からシュミレーションを行っているから飾りつけは用意に済み。
いざ販売。

何分、露天商ははじめてのこと値段も自分たちの作品に思いが入っているから、
そうそう安くはできない。どんどん露天商が姿をあらわしはじめる。
あれあれ何と何と安いことか、どの店もどの店も価格破壊を破壊している。
「こりゃ、アカンで」「値段の付け替えや」
「一点一点値段付けとったらアカンで」「通る人がひと目でわからんと」
「ここは天王寺さんやで」「芸術作品買いに来てるんとちゃうで」
「なかには居るやろ」「ここどこか解ってるか」「…………」

はてさて、てんやわんやのうちに夕暮れ時、店じまい。なんだか疲れました。
なかなか商いっていうものは、作り手、売り手のままになりません。
やはり主役は買い手。買い手しかお金はくれません。

得たものといえば
①買い手環境に合わせた商品を売るか
②売り手環境に合わせた市場を探すか
「客に選ばれるか、客を選ぶか」ここが思案橋
ビジネスか?アートか?これまた思案橋

懲りずに、11月は京都で露天商やるそうな。
高くても少なくてもうまいものをとるか、
安くて少々うまくなくっても多くさんをとるか。
我輩であっても、その日、その場の、風まかせ。
はてさて京都はどんな風色か?

ご主人様、がんばってうまいお土産頼みます。

ひねもす のたりのたり…

2005-08-18 | Weblog
暑い夏を涼しく過ごすには「ひねもす のたりのたり」に限る
我輩の主人が夏休みに家にいると、ことあるごとに我輩の名前を呼ぶ
「ハイハイ 何ですか」「何か御用ですか」
我輩が顔を覗かせるまで名前を呼び続ける
「アア そこにおったんか、暑いなぁ 暑つないか」
ただこれだけ、朝に、昼に、夕に、夜に、何度か呼ばれる。

今日からご主人は出勤、職務とばかりに暑い夏へ立ち向かう
暑さに耐え、寒さに耐え、職務とばかりに人間は勤しむ
体も頭も酷使しながら勤しむ
それでも人間は長生きするから不思議な動物だ

暴飲暴食、夜遊び、夜更かし、睡眠不足
近ごろ体が重いと、スポーツジム通いで体酷使
近ごろ目がかすむと、テレビの深夜映画はやめない
近ごろ喉がいがらっぽい、本数を減らすだけでやめない
それでも日々職務とばかりにへこたれない

己の都合で体と頭と心は別物だそうで
この上“のたりのたり”を身につければ、
人間は不死身になったりして





笑顔と笑い顔の違いって???

2005-08-03 | Weblog
あなたが訪れたとき……
様々なシーンで私たちは、あなたを笑顔でおむかえします。
そのわけは
笑顔は回りを幸せにする不思議な力があることを知っているからです。
嬉しいから笑顔になるのではありません。
笑顔を作ることで嬉しくなるのです。
日頃どんなに忙しくても、私たちは笑顔を絶やすことはありません。

しかし
笑顔を使い切ったときは、あなたの笑顔が必要です。
あなたの笑顔と楽しい会話に触れることで
笑顔を取り戻します。
あなたの笑顔に出会うこと、私たちの最高の幸せです。


我輩にも笑顔がある。
毛むくじゃらの中に笑顔がある。
あなたが心やさしければ
毛むくじゃらに隠れた我輩の笑顔が見える。