ウォッチ銘柄である日本管理センターの21年12月期決算です。
サブリース事業を主力としたストックビジネスです。
今期も管理戸数は増加基調を保ち、ビジネスの成長を伺えます。
業種 |
2020 |
2021 |
増減 |
不動産収入 |
44,638 |
49,567 |
+11.0% |
運用戸数 |
94,798 |
106,640 |
+11,842 |
不動産付帯 |
2,102 |
2,302 |
+9.5% |
その他 |
462 |
1,546 |
+234.3% |
売上高は62億円増加したのに対して、売上原価は54億円、販管費は6億円増加しています。
その結果、売上総利益率は10.4→10.7%に改善、営業利益率は4.4→4.3%に悪化しています。
他業種に比べると利益率は見劣りしますが、安定と言えばそうも見えます。
資産は、現預金が54→73億円と増加しています。
その他には、営業貸付金が23→25億円と増加しています。
負債は、長期借入金が13→31億円と増加しています。
資産は、利益余剰金が73→77億円と積み上がっています。
営業キャッシュフローは21→24億円、営業キャッシュフローマージンも4→5%と改善しました。
たな卸し資産の圧縮が寄与したようです。
かつての勢いは失われました。
不動産らしく高配当銘柄になりつつあります。
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