ウォッチ銘柄であるKeePer技研の21年6月期決算です。
カーコーティング材料の製造卸と、それらのサービスを提供するKeePer LABOを運営しています。
今期は、コロナ禍からの回復が著しく、両部門とも大幅な増収増益でした。
セグメント |
2021 |
2020 |
増減率 |
キーパー製品 売上高 営業利益 |
5,822 1,738 |
4,647 993 |
+25.3% +75.0% |
キーパーLABO 売上高 営業利益 |
5,978 1,282 |
4,052 373 |
+47.5% +243.3% |
売上高は31.0億円増加した一方で、売上原価は4.5億円増、販管費は10.0億円増でした。
その結果、売上総利益率は76.3→78.7%、営業利益率は15.7→25.6%に改善しました。
製造販売業にしては高かった利益率が、一段と高まっています。
資産は、現預金が18.9→15.1億円に減少しました。
その他に、土地が14.8→15.9億円と微増に留まっています。
負債は、長期借入金が6.6→3.3億円と減少しています。
一方で、利益余剰金は34.8→53.9億円に増加しています。
営業キャッシュフローマージンは20%台まで伸びました。
フリーキャッシュフローも20億円を超えています。
昨年8月からの株価の伸びは、目を見張るものがあります。
こういった銘柄を発掘できれば、投資家冥利に尽きると言うものでしょう。
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