久々の確認で電算システムの20年12月期決算です。
情報処理サービス、データセンターやソフト・機器を扱う情報サービス事業と、コンビニ収納代行等を扱う収納代行サービス事業を展開しています。
今期は、両セグメントとも増収増益だったようです。
部門 |
2020 |
2019 |
増減率 |
情報サービス 売上高 営業利益 |
27,147 2,074 |
22,724 1,623 |
+19.5% +27.8% |
収納代行サービス 売上高 営業利益 |
18,604 772 |
17,477 635 |
+6.4% +21.6% |
売上高は、55.5億円増加した一方で、売上原価は44.4億円増、販管費は5.4億円増でした。
その結果、売上高総利益率は17.2→17.5%、営業利益率は5.6→6.2%と改善しました。
IT系としては低めながらも、着実に改善しています。
資産は、現預⾦が91.3→131.4億円に増加しました。
他には金銭の信託が130.5→163.7億円に増加しています。
負債は、長期借入金が11.7→8.1億円に減少しています。
その他には、収納代行金が172.7→210.6億円に増加しています。
営業キャッシュフローマージンは、依然一桁に留まります。
一方で、株式売却でキャッシュを大きく積み上げています。
株価は、ここ1年ジリジリと下げています。
業績はまあまあですが、株主の期待には届いていないということでしょう。
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