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2020/8/16 ビーネックス(2154)

2020年08月16日 | 企業調査
先日手放してしまったビーネックスの20年6月期決算です。


主力の技術系領域は、社員数を増やしたもののCOVID-19の影響で経費をこなしきれませんでした。 製造系領域も減収減益で苦しんだ一方、海外領域は減収ながらも増益を果たしました。

領域 2020 2019 増減率
技術系 売上高
利益
人数
43,886
4,518
7,342
40,439
5,044
6,273
+8.5%
-10.4%
+17.0%
製造系 売上高
利益
人数
9,021
162
2,093
9,989
548
2,373
-9.4%
-70.3%
-4.8%
海外 売上高
利益
28,845
298
31,308
231
-7.5%
+28.8%
その他 売上高
利益
178
-229
105
-182
+70.1%
-

売上高は2億円増加した一方で、売上原価は12億円増、販管費は微減でした。 その結果、売上総利益率は20.7→19.3%、営業利益率は7.0→5.7%に悪化しています。 流石の高成長企業でも、COVID-19には抗えなかったようです。


資産は、現預金が103→111億円に増加しました。
のれん代は54→45億円に圧縮されています。

負債は、長期借入金は計上されていません。
短期借入金は22→26億円に増加した一方、利益余剰金が78→77億円に微減しています。


アクシス・クリエイト他4社の子会社化はあったものの、フリーキャッシュフローは28億円を維持しています。 ただ営業キャッシュフローマージンが6%と言うのは、他業種に比べて見劣りします。

前回決算から下がり基調で一時500割れまで売り込まれたものの、最近は値を戻しました。 もっとも人材派遣業はここしばらく厳しいと見て、ひとまず撤収としています。

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