2019/7/15 三機サービス（6044）

以前人気のあった三機サービスの19年5月期決算です。 主な事業内容は、トータルメンテナンス事業、メーカーメンテナンス事業及び省エネ事業からなります。 売上⾼は1.0億円減少した⼀⽅、売上原価は0.6億円減、販管費は0.8億円増でした。 その結果、売上総利益率は22.0→21.8%、営業利益率は7.0→5.9%に悪化しています。 利益率の高い省エネ工事案件期ズレや体制強化の費用増などが影響したようです。 資産は、現預⾦が15.6→12.9億円と減少しました。 一方で無形固定資産は0.5→3.2億円に増加しました。 負債は、長期借入金が1.0→0.4億円と減少しています。 他には、利益余剰金が14.5→17.2億円に増加しています。 営業キャッシュフローの目減りと無形固定資産の取得もあって、キャッシュは減っています。 営業キャッシュフローマージンの低さも懸念材料です。 株価は、ここ1年で半減しています。 投資家の判断は厳しいところですが、ここが踏ん張りどころでしょう。