未練がましくウォッチしているポールトゥウィンの19年1月期決算です。 主力のデバッグ・検証事業は、9ヶ国17拠点で展開する海外と国内グループ会社の連携で減収ながらも大幅増益でした。 ネットサポート事業も大幅増益増収を果たした一方で、医療関連事業は事実上撤収したようです。
売上高は、15.0億円増加した一方で、売上原価は11.7億円増、販管費は5.9億円減でした。 その結果、売上総利益率は32.1→31.4%に悪化、営業利益率は10.1→13.3%に改善しています。 売上高総利益率は下げ止まっていませんが、営業利益率は底打ちしたようです。 資産は、現預金が57.5→93.5億円に増加しました。 また、のれん代は9.8→8.2億円に減少しています。 負債は、今年度も有利子負債は計上されていません。 利益余剰金は78.4→93.3億円に増加しています。 自己株式の処分で23.2億円を計上しています。 キャッシュは大きく積み上がっていますが、何か大きな一手を狙っているのでしょうか。 株価的には自己株式放出もあってか低迷しています。 ROEは安定して10%台を維持していますが、業態的には物足りなさを感じています。 |