2019/3/3 Johnson & Johnson（JNJ）

ポートフォリオ首位を占めるJohnson & Johnson(JNJ)の18年12月期決算です。 事業別では、Pharmaceuticalが好調だったようです。 多発性骨髄腫治療薬DARZALEXや抗がん剤IMBRUVICAが業績を牽引したようです。 地域別では、Asia-Pacific,Africaが二桁の伸びを示しました。 事業 2018 2017 増減率 Consumer $13.9B $13.6B +1.8% Pharma- ceutical $40.7B $36.3B +12.4% Medical Devices $27.0B $26,6B +1.5% 地域 2018 2017 増減率 U.S. $41.9B $39.9B +5.1% Europe $18.8B $17.1B +9.5% Western Hemispere $6.1B $6.0B +1.2% Asia-Pacific Africa $14.8B $13.4B +10.5% 売上高は、$76.5B→$81.6Bと7%増、営業利益は$18.7B→$20.0Bと7%増でした。 売上原価が$25.4B→$27.1B、販管費が$21.5B→$22.5Bと増加しましたが、それでも増益を確保しています。 資産は、現預金が$17.8B→$18.1Bと微増しています。 一方で、のれん代が$53.2B→$47.6Bと減少しています。 負債は、長期借入金が$30.7B→$27.7Bと減少しています。 負債総額も$97.1B→$93.2Bと圧縮基調です。 安定の営業キャッシュフローは健在です。 営業キャッシュフローマージンも20%台後半を安定して叩き出し、格付けAAAの貫禄を見せ付けます。 業績的には問題無さそうですが、ベビーパウダー訴訟は注意深く見守りたいと思います。