個⼈投資家に⼈気の薬王堂の18年2⽉期決算です。 小商圏ドミナント出店戦略のもと、今年は岩手県に4店舗、青森県に5店舗、秋田県に3店舗、宮城県に5店舗、山形県に3店舗の合計20店舗を新規出店する一方、岩手県で2店舗を退店し、店舗総数は239店舗となっています。 事業部門毎では、ヘルスケア、ビューティケア、ホームケア及びコンビニエンスケアが全て増収となっています。 売上⾼は、81.9億円増加した⼀⽅で、売上原価は59.2億円増、販管費は19.3億円増でした。 その結果、売上高総利益率は22.9→23.4%に改善、営業利益率は4.3→4.2%に悪化しています。 派手さはありませんが、今年も着実に成長しているようです。 資産は、現預⾦が16.8→13.2億円に減少した⼀⽅で、建物は159→180億円に増加しました。 手元資金は少し薄くなりましたが、新規出店に伴う健全な資産増加のようです。 債務は、⻑期借⼊⾦が36.5→33.6億円に減少しました。 素人目には、無理なくバランスシートを膨らませているように見えます。 今年も豊富な営業キャッシュフローを投資に回している様子が見て取れます。 配当がもう少し手厚ければいうことなしですが。 新規出店の余地はわかりませんが、今のところ順調に見えます。 安くなれば買いたいのですが・・・ |