2017/8/20 チャームケア（6062）

某投資家御用達のチャームケアの17年6⽉期決算です。 介護付⽼⼈ホームを展開し、今年度は8ホーム・614室を開設して計38ホーム・2,706室の規模となっています。 開設2年⽬を経過した段階で97.0%と依然⾼い⼊居率を維持しています。 売上⾼は17.8億円増加した⼀⽅で、売上原価は12.7億円増、販管費は0.6億円増でした。 その結果、売上総利益率は15.0→17.2%、営業利益率は4.8→8.2%に改善しています。 高入居率によって、新設によるコスト増をこなしながら着実に売上高を伸ばしています。 資産は、現預⾦が9.8→9.7億円に微減しました。 一方で、建物は57.3→62.5億円に増加しています。 負債は、⻑期借⼊⾦は48.7→45.1億円に減少していますが、短期借入金などが11.1→19.0億円と増加しています。 低金利の今こそ、チャンスと考えているかも知れません。 純資産も、16.4→21.6億円と増加しています。 積極的な事業展開のため、まだ投資キャッシュフローが重いようですが、営業キャッシュフローの改善も著しいです。 次年度も、8ホーム、508室の開設を計画しています。 高価格帯ブランド「チャームプレミア」も開設するなど、高齢化する日本の流れにうまく乗っているようです。