ひげ爺さんのお散歩日記-2

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「シオン(紫苑)」 キク科 

2016年09月30日 21時03分22秒 | 日記
        「シオン(紫苑)」 キク科 ☆10月7日の誕生花☆
     花言葉は… 遠い人を思う・追憶・君を忘れない・ご機嫌よう



 今朝の最低気温は午前6時の18.7℃。  最高気温は午後3時の26.7℃
昨夜は今シーズン2度目の20℃切り。 涼しい夜でした。
昼過ぎまでは雲が多いながらも青空も覗き、秋らしい爽やかなお天気でした。
しかし、夕方から曇り始め、今夜はまた雨の予報が出ています。

 9月は今日が最終日、明日はもう10月ですね。 と云う事は1年の3/4が終わったって事、
早いものですねぇ(汗。 ←月が替わる毎に毎月こんな事を書いています(笑。


 散歩に出る前に妻の妹から “栗” が大量に届きました。
とてもひげたちだけでは消費出来ません。 今、妻がご近所さんに配りまくっています(笑。

“栗” の事をちょっと調べてみると… 世界の “栗” は大きく分けて4種類。
日本で普通に見かける “栗” は “日本栗” と呼ばれ、実は大きいのですが甘味が少なく、
渋皮が剥がれ難いのだそうです。 
中国の “栗” は実が小さいが甘味が強く、天津甘栗などに。 
ヨーロッパの “栗” は渋皮が剥き易く、マロングラッセなどにされるそうです。
アメリカの “栗” は日本では見かけないそうです。
“栗” の木質は腐り難く、以前は鉄道の枕木に使われていたのだとか。 
実にはカリウムが豊富に含まれていて、高血圧や動脈硬化の予防に効果があるそうですよ。
でも私はホクホクの “栗” が苦手なのです。 固ゆで卵の黄身、ジャガイモ、カボチャ…
ホクホクは苦手、口の中がモゴモゴになってしまって、お~いお茶!(笑。


  《朝散歩…  久米田池周辺  9.1㎞  13,023歩  3時間》
散歩に出た9時の気温は22.7℃。 9月は雨の日が多く、晴れても湿度が高かったり… 
9月最後の日にやっと絶好の散歩日和(笑。 涼しい風が吹き、気持ちのいい散歩でした。


 今日出会ったワンコちゃんは金属製(笑。
散歩から帰ったら案の定、妻が包丁で左手の親指を切っていました(汗。
栗って皮を剥くのが大変なんですよねぇ。


 今日の花は 「シオン(紫苑)」 です。




 
『すみかより 四五寸高き しおに(シオン)かな』  一茶が 「紫苑」 を詠んだ句です。 
「紫苑」 の草丈は2m近くもなると云う背の高い花です。


高く揺れるお花の間に十五夜のお月様もかかって見えたことから、 「十五夜草」の
別名も持っています。 原産地は中国で、古い時代に日本に渡来したそうです。
「シオン」という名前は、中国名である "ジワン(紫苑)" が訛ったものだそうです。

ところで先日、観心寺に行った時にこの花を撮っていると、驚く光景を目にしました。

蝶を追っていた時の事… どこに潜んでいたのかカマキリがその蝶をシュッと捕まえ…
ムシャムシャ…(汗。 お花畑も蝶にとっては楽園ではないんですね。


 栽培の歴史は古く、“今昔物語” にも 「思い草」 の名で登場するそうです…
【今は昔、あるところに二人の男の子がいました。 ある時、父親が死んでしまった。
二人は嘆き悲しみ、年月を経ても忘れる事が出来ませんでした。 
兄弟二人は朝廷に仕えるようになり、私事を顧みる事も出来ないほど忙しい身になりなした。
揃って墓参に通うことは、もう耐えられないと思うようになった兄は、
見る人の思いを忘れさせてしまう “萱草(かんぞう)” という草を墓の傍に植えました。 
その後、弟は事あるごとに兄に墓参を勧めましたが、兄は忙しく、都合はつきませんでした。
弟は兄の態度を嘆かわしく思い、父を恋い慕うその心を拠り所にして毎日を過ごしていました。
兄は既に忘れてしまったと言うが、私は絶対に忘れまいと “紫苑” を墓の周りに植えました。

ある日突然、墓の中から声が… 「私はお前の父親の屍を守る鬼である」 
弟は恐ろしさのあまり声も出ず答えずにいると、墓の中の鬼は優しい声で、
「お前が父親を恋い慕うその気持ちは年月が経って変わらなかった。 
兄は忘れ草の “萱草” を植えて、望み通りに父親の事を忘れることが出来た。
一方のお前は “紫苑” を植えて、これも望み通りに父親の事を忘れる事がなかった。 
父親を慕うその志の並ならぬ事に感心した。 私は鬼の身とは言えども慈悲の心がある。 
私はその日に起こる善悪を予知する力がある。 お前の為にこの予言を夢で知らせてやろう」 
それから、弟はその日に起こる事を毎日夢で見て、身の上に起こる全ての事をはっきりと
予知する事が出来たのです。 
このようなことから、嬉しいことのある人は忘れな草の “紫苑” を植え、
また憂いのある人は、忘れ草の “萱草” を植えてみるべきである】
…花言葉はこの事に由来しているのでしょうね。


  「ひげ爺の子供見守り隊日誌」  《1.9㎞  2,665歩  30分》
大失敗(汗。 今日は参観日で2時半の一斉下校でしたが、すっかり忘れていて、
3時半に見守りに行きました。 前半を見守った奥さんが帰って来られるのに出会い
「ひげさん、もう終わりましたよ~」 あっちゃ~、ガックリ(大汗。
ひげと同じ様に下校時間を間違えて見守りに行かれた奥さんと、世間話をしながら
帰って来ました。 奥さんの家の前で別れ… 奥さんは家に… 
「ただいま~今日は子供たちに会えんかった」 背後から奥さんの声。
ご主人が庭におられたようです。 「今日は参観日で子供らはもう帰ってた」
するとご主人が 「そうか、そりゃぁ残念やったな~、ご苦労さん」
ほのぼのとしたご夫婦の会話… お二人のお人柄が偲ばれます。


今日の歩数    15,688歩 (爽やか朝散歩+もう終わってた見守り)
9月総歩数   359,636歩= 251.7km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数  3,498,389歩=2448.9km