鳥無き里の蝙蝠☆改

独り言書いてまーす

【考察】サニーブレインとモチベーション

2017-04-14 07:31:35 | 考察

朝の脳は比較的楽観的。夜の脳は比較的悲観的。

楽観的な状態ではリスクに対する積極性が低い。物事のネガティヴな情報に対し鈍感な傾向を持つ。悲観的な状態ではその反対である。

しかし、人の気分というのは極めて不安定かつ不規則なものである。風も穏やかで雲ひとつない空と春の陽気に包まれた朝を迎えたとしても、その人が置かれている社会的環境が悪いものであれば気分は高揚しないかもしれない。

不安や恐怖を抱かせるものに遭遇すれば神経を鋭敏化させて警戒するのは生物として勿論のことだが、ある視点から言えばその心理状態を悲観的と定義できる。

リスクに対する積極性の高い状態をレイニーブレイン。つまり悲観脳と呼ばれるものだ。この時の人の選択は優柔不断で、とにかく決断に時間がかかってしまう。なぜならリスクを計算しているからだ。これがサニーブレインと呼ばれる楽観脳の場合は、大小問わず決断が速くなる。

日中と夜の気分が、同一人物であっても同じではないのは、こうしたサニーブレインとレイニーブレインが交互に入れ替わっているからである。狩猟時代、人が明るい時間帯に効率的な狩りを行うためにはサニーブレインである必要があり、日の沈んだ暗闇では慎重な行動をとるためにレイニーブレインが必要になった結果である。しかし狩猟の必要がなくなった現代において、日没や暗闇に対する精神的な反応や生理現象は、純粋に肉体の休止状態を目指すこと以外にはほとんど存在しないと言える。

サニーブレインの時にした友人との約束が「日没からレジャー」だとしよう。この予定が決行されるかどうかはともかく、レイニーブレインの思考では「当日その時間になった時に面倒くさくなる」可能性が高い。過去の記事にも似た様なことを執筆したが、約束をするのに適しているのはサニーブレインの時に約束するのであればサニーブレインの時間帯を設定するべき、あるいは調整するべきである。気分の高揚時と鎮静時では当然ながら気分も違えば思考も違うからである。


前置きが長くなったが本題。それがどうしたかといえば、サニーブレイン時の活力は人間にとっては欠かせないものだし、目標に対して取り組んでいくためにはなお必要なものである。しかし、サニーブレインは活力をあたえてくれる一方でリスクに対する積極性を損なわせているとしたら、デメリットについても考えるべきではないのか、というのが当記事のテーマである。

とはいえレイニーブレインの何かと足踏みしてしまうような状態を考えると、サニーブレインの「片っ端から行動」とレイニーブレインの「慎重に選んでから行動」では、片付けや買い物といったように、物量と質を計算するべき状況などによってどちらが適しているかは極めて多様化しているので、手っ取り早いのがサニーブレインだと言えなくもない。


と、まあ特に結論もオチもないわけだが、単純に思いついた疑問を書いてみた日記になりました♪

おーわりっ
コメント
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