2012年度社団法人箕面青年会議所理事長ブログ

第47代理事長 古崎昭博
スローガン「めっちゃおもろいやん箕面!~JCが箕面を元気にする!~」

最近考えること

2012年08月31日 | 日記
最近竹島や尖閣諸島、北方領土についてテレビやニュースで取り上げられています。
先日も香港の活動家が制止を振り切り尖閣諸島に上陸しました。
この問題は国民の安全、国民の生命・財産を守る上でとても大切なこと。
家の中に入ってくる盗賊に対して毅然とした態度をとること、
入ってこないように日ごろから心がけること、とても大切なことです。

日本JCでは以前からこの領土領海問題について専門で考え啓蒙活動をしている委員会があります。
私はそこで沢山のことを知りました。国境で大変な事が起こっているのに情報をひた隠しにする政府。
国は本気で守ろうとしているのか信用できないという不安。
私たちJC(青年会議所)は本当に古くから(私が12年前に入会する以前より)この事に
真剣に取り組んできました。
JCでこの領土領海問題についての啓蒙活動することに対しては素晴らしい取り組みの一つであり、
JCならではの取り組みとして誇りに思います。

しかし、先日のASPAC香港大会において、驚いたことがありました。
ASPACというのはJCのアジア大会のことでアジア地域のJCメンバーが一堂に会する大会で、
会議やセミナー、各国の催し物が行われます。今年は香港で開催されました。
その中で、コリアンナイト(韓国JC主催のパーティー会場、物産エリア)が催されていました。
そこで配っていたものに「独島は我が領土」と書かれたもの(うちわだったかな?)が配布されていました。
その時は「なんで」と思っただけでしたが帰国してからも忘れられませんでした。
「このJCという組織の中でのアジア大会にこれを持ち込むのか?」ということでした。
しかし、国内で領土領海問題について毎年サマコンなどでしっかりとセミナーを
開催している私たち自身のこともあるので何となく納得して帰りました。

JCIの昨年の会頭の原田さんの言葉を覚えています。
「JCIの会頭として世界平和の実現を目指す」JCIというのはそういう組織なんだと感じました。
私はその時、政治に出来ない私たちの私たちにしかできないことであると感じました。

ずっと考えて悩んでいたのは、私個人として、JCメンバーとしてこの問題をどう考えたらよいのかです。
私自身は国内では啓蒙活動行うべし、対外については積極的な国際交流による草の根交流をもっと推進すべき。
現状ではこう考えています。でもね、でもねこの領土領海問題についてはもっともっと政治家、国がきちんとしてほしい。
事件が起こったり、マスコミなどによる国民感情の煽りなど受けずとも毅然とした態度で粛々と進めてほしい。
この問題はもうJCでやらずとも大丈夫であるという状態にしてほしい。
この領土領海問題にはお互いが譲り合いの精神がない限り解決なんて絶対ないんだから。
そして、JCはもっと国際交流に専念する、そんな時代が早く来ることを祈ります。




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