25年連れ添ったパートナーの肺癌/進展型小細胞癌闘病看病日記(診断確定時病期T2b、N3、M1b)

2012年11月21日に夫/啓保が胸椎への骨転移を整形外科で発見され、翌10日より入院し抗がん剤治療スタートからの記録

●昨日はCT検査とその結果報告

2013-11-16 22:01:47 | 余命告知をうけてから在宅療養準備まで
*タイトルに●印があるものは、11月16日付「看病、介護に専念するためブログはしばらくお休みすることに」の後に公開したものです。

昨日11月15日は午後1時半からCT検査。

いつものように啓保を車いすに乗せて病棟からCT検査室へ。

CT検査は15分ほどで終了。撮影部分は胴体部、首から下。

夕方担当医が病室にやってきてCT検査の結果をザッと私と啓保に説明。

そのあと面談室に移って私だけ画像を見せてもらった。

左リンパ節の腫れはやっぱり癌のようで、どうやらその癌に嚥下機能をつかさどる神経が巻き込まれているのではないか、とのこと。

やっぱりただの嚥下障害ではなかった。

10月7日に胆管炎で緊急入院した時に撮影したCT画像と見比べてくれて

当時の画像にはない丸い形が15日撮影のCT画像には明らかに映っていた。

また肺には白い血管のような脈のようなものがところどころに移っており

肺炎がまだ完治していないことと、もしかしたらこれらは癌であるかもしれない、という説明をうけた。

11月に入ってからほとんど何も食べていないので

少し元気を取り戻させるために 鼻から管を入れて直接胃に栄養を送り込めないか、胃瘻はどうか、など質問してみたが

癌に栄養を与えるだけだからやめた方がよいとのこと。

またできたとしても逆流して肺に入り、肺炎の原因にもなる可能性があるということだった。

「おなかに何かいれてやれば 少し気持ちが前向きになるのに・・・・。」と言ってみたが駄目だった。


食べることがこの先もできないとなると点滴のみで栄養をとることになる。

癌も再び進行し始めていること、口からものを食べられないこと、現状でもかなり衰弱していること等を考え

これまで質問したことはなかったが、あとどれくらい生きられるか、聞いてみた。

「年明けまでもつかどうか、しかしこれは当たることがないので、本人の体力次第です。」

一瞬涙があふれてきたがグッとこらえて医師の話を聞いた。

肺炎が終息しその後一度は家に帰りたいようなら 中心静脈ポートというのを鎖骨のあたりに埋め込むので

家でも24時間点滴が可能になる。今より少し高カロリーな点滴をいれることができるらしい。

「ご本人が家に帰りたいようならば、在宅医療、在宅看護をしてくれる医院を探してください。」とのことだった。


誤嚥性肺炎が治らないといけないからか、15日以降は禁食となり食事もでなくなった。




10月末の退院のときには、啓保本人が気にしていて、緩和ケア病棟の入院の準備をした方がいいのではないか?と担当医に話をしたが

「あんまり早すぎても~。紹介状も書かなくちゃいけないし。」と まだ早すぎるという返事で その時は2次治療の話まであったが、

担当医の想像の範囲を超えたのか?


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