春ヶ丘バプテスト教会だより

日曜日の礼拝と水曜日の祈祷会、教会の花壇、教会の畑などについて報告します。

キリストの復活

2013-03-31 22:07:09 | 日記
2013年3月31日   主日礼拝

  聖書 :コリントⅠ、15-14 (そして)キリストが復活しなかったのなら、わたしたちの宣教は無駄であるし、あなたがたの信仰も無駄です。

 讃美歌 : 新生#75、 #240
        #493  み子イエス 世人のため 天よりくだりて
               罪とが十字架に あがないたまえり 主は生く
                       キリスト 昨日も今日も われらに ともなり
                       とこしえ 新たなる 生命を与え 主 生きたもう
               いとしご 胸に抱けば 喜びほほえむ
               大いなり み手にある 救いの確かさ 主は生く

 説教 「見て、信じた」 - - -  金美蘭 牧師

  週の初め、朝早く、マグダラのマリアが墓に行くと、入り口の石が取り外され、そこにイエスはいなかった。事実を告げられた二人の弟子は、イエスが墓の中から復活されるという聖書のことばを理解出来なかったが、墓が空であることを見て、信じた。
 
  小さな存在であるマグダラのマリアに、まず復活の事実が明らかにされたことを思うと、小さな存在である私が、今日復活の主を祝う礼拝に臨んでいる喜びをあらためて思うのでした。

聖書の約束を信じ、事実として受けとる者だけが、生きた神を知ることが出来ます。

  復活のイエスは私たちの希望であり、世の光です。

   礼拝の後、愛餐の時を持ちました。いつもよりたくさんの仲間たちと、祝いの食事を共にし、話もはずみました。

 
   最近教会に出席され始めた若いご夫婦のデュオがありました。サプライズの音楽プレゼント。忘れることのできない復活祭になるでしょう。

   教会の庭にある花壇、復活祭に合わせて色とりどりの小さな花が咲きそろいました。秋に球根を埋めていたチューリップが赤い大きな花をつけています。春ですね!

カナでの婚礼・・・初めての奇跡

2013-01-21 11:55:07 | 日記
  主日礼拝                                      2013年1月20日

  讃美歌 : 新生讃美歌#14「心込めて 主をたたえ」、 #363「キリスト 教会の主よ」
 
        #515「静けき河の岸辺を」 ♪ 静けき河の岸辺を 過ぎ行く時にも 憂き悩みの荒野を 渡り行くおりにも 心 安し 神によりて安し~♪

  説 教 : 『ブドウ酒がなくなる時』 金美蘭 牧師

  聖 書 : ヨハネによる福音書2・1~11
        「ブドウ酒が足りなくなったので、母がイエスに、『ブドウ酒がなくなりました』と言った。イエスは母に言われた。『婦人よ、わたしとどんなかかわりがあるのです。わたしの時は まだ来ていません。』・・・イエスが『水がめの水をいっぱい入れなさい』と言われると、召し使いたちは、かめの縁まで水を満たした。イエスは『さあ、それをくんで宴会の世話役のところへ持って行きなさい』と言われた。・・・(世話役は)花婿を呼んで、言った。『だれでも初めに良いブドウ酒を出し、酔いがまわったころに劣ったものを出すものですが、あなたは良いブドウ酒を今まで取って置かれました』

ブドウ酒がなくなったのは、イエスのせいではありませんでした。しかしイエスは目の前の必要に対して応えられました。

 神様は、私たちが日々の生活において、隣人の痛みを癒し、苦しみを軽くするように、思いやりを持って接することを願っておられます。目の前の事態が自分の責任であるか、自分の失敗から来ているのかは重要ではありません。私たちが喜んで痛みや苦しみ、喜びを人々と分かち合うことを神は望んでおられるのです。そしてその必要は大きく、私たちには神様の助けを得てやり遂げるという手だてを持っているのです。


  礼拝の後に各会例会があり、壮年会、女性会、オリーブ会に分かれて今年の計画について語り合いました。 
  
 2012年度の総会を前に、いろいろと反省することがあり、さらに豊かな年間計画に思いをはせたのです。それらの一つひとつが、信徒会の中で受け入れられ、実行されるプロジェクトとなりますように――。

 女性会は、長年教会を守り、いつくしみ育ててきた教会員ばかりですが、メンバーも高齢になってきました。一人一人の負担になるような働きは避けたいです。神さまに導いていただいた事を感謝し、さらに外に向かって働きを成すことができますようにと話し合いました。
 教会の友が、コミュニケーションを豊かにし、互いに尊敬をもって信頼し合える関係を保ちましょう。 

信念が砕かれるときーー心の中の善と悪

2013-01-13 23:30:07 | 日記
  
 昨年暮から風邪をひいて寝込んでいました。今日から再出発です。本年もよろしくお願い致します。

 主日礼拝:讃美歌#14「心を込めて主をたたえ」 #524「なにゆえ み神は」 #604「主を仰ぎ見れば」

 説教「信念が砕かれるとき」  金美蘭 牧師

 聖書 :ルカによる福音書3・15~22 (ルカによる福音書6・27~36)

 上映中のミュージカル映画「レ・ミゼラブル(あぁ、無情)」に登場する数人のキャラクターから、人間の中に共存する悪と善の感情について考えました。

 貧困生活の中で一片のパンを盗んだことから、19年間の服役生活をし、間にまで落とされた一人の男・ジャン=バルジャンと、冷酷無情な警部ジャベール、慈悲の司教ミリエルが中心人物です。
 波乱に満ちた生活の中で、悪に立ち向かう良心が芽生え、心の成長をしていくジャン=バルジャンに引きかえ、最後には自ら死を選ぶことになるジャベール刑事の心の葛藤を読み解き、人間が人間に対して行う悪や、みじめな人々を作り出す社会の不公正を考えました。

 聖書では、ルカ3・19「ところで、領主ヘロデは、自分の兄弟の妻ヘロディアとのことについて、また、自分の行ったあらゆる悪事について、ヨハネに責められたので、ヨハネを牢に閉じ込めた。こうしてヘロデは、それまでの悪事にもう一つ悪事を加えた。」

 ルカ6・35・36「しかし、あなたがたは敵を愛しなさい。人に善いことをし、何も当てにしないで貸しなさい。そうすれば、たくさんの報いがあり、いと高き方の子となる。いと高き方は、恩を知らない者にも悪人にも、情け深いからである。あなたがたの父が憐み深いように、あなたがたも憐み深い者となりなさい。」

 ルカ3・21 「ヨハネは皆に向かって言った。『わたしはあなたたちに水でバプテスマを授けるが、わたしよりも優れた方が来られる。わたしは、その方の履物のひもを解く値打もない。その方は、聖霊と火であなたたちにバプテスマをお授けになる。・・・・・・イエスもバプテスマを受けて祈っておられると、天が開け、聖霊が鳩のように目に見える姿でイエスの上に降って来た。すると、『あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者』という声が、天から聞こえた。」

 新年の礼拝には少し重い話しでしたが、「敵を愛し、あなたがたを憎むものに親切にしなさい。・・・人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。ルカ6・27」を心に覚えて、この一年 生活することが出来ますようにと願いました。

礼拝が始まるとき、「今日の出席は少ないのかなぁ」と思っていましたが、最後の報告の時間になって振り返るとたくさんの出席者でした。感謝です。信徒会の前に、手作りのドーナッツとコーヒー、それに畑の野菜を使ったお茶請けをいただき、楽しいひと時を持ちました。

ハンナの祈り

2012-12-30 18:16:09 | 日記
12月30日(日) 

 今年最後の主日礼拝でした。
 
 聖書はサムエル記上2:1~11です。

 エルカナの妻ハンナには子供がありませんでした。ハンナは悩み嘆いて、男の子を授けてくださるように神に強く祈りました。やがて神への切なる祈りは聞き入れられて、男の子を産むことが出来ました。主が彼女を顧みられたのです。

 彼女は 「主にあってわたしの心は喜び  主にあってわたしは角を高く上げる。 わたしは敵に対して口を大きく開き 御救いを喜び祝う。聖なる方は主のみ。あなたと並ぶ者はだれもいない。岩と頼むのはわたしたちの神のみ。」(2:1,2)と喜び歌いました。

 このサムエルの誕生は、全能の神のみがなし得ることでした。

 ハンナは「主は貧しくし、また富ませ 低くし、また高めてくださる。弱い者を塵の中から立ち上がらせ 貧しいものを芥の中から高く上げ 高貴なものと共に座に着かせ 栄光の座を嗣業としてお与えになる。」( 2:7,8)と感謝と賛美の祈りを捧げました。

 世界はすべて神の愛のうちにあります。 祈りによる神との出会いから、神が全知全能であることを知り、大きな力と希望を得ることが出来ます。

 神が人類の運命を支配されています。繁栄も不幸も神の御手の中にあります。

 神を敬う者、神に忠実なるものは祝福されます。


 外は雨が降っていましたので、教会堂の中を隅々までクリーナーで掃除して、クリスマスの飾り付けをかたずけました。

 掃除の後はお待ちかねの、年越しそばで体を温めました。おいしかったです!

かいば桶のイエス様

2012-12-24 22:25:54 | 日記
12月23日(日)10:30~ クリスマス礼拝 

   聖書: マタイ1・23「『見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。』 この名は、『神は我々と共におられる』という意味である。」


 寒い日でしたが、多くの方を迎えて礼拝が始まりました。

「神は我々と共におられる・インマヌエル」と題する説教でした。牧師先生は元気になって帰られましたので、イエスの誕生を力強く解き明かされました。

 讃美歌は#98、#106、#108でした。

 講壇のローソクは5本になりました。1本目は希望、2本目は平和、3本目は喜び、4本目は愛を象徴しています。そして5本目はイエス・キリストを表します。アドベント1週目から灯してきたローソクがだんだん短くなり、燃え尽きても、新たに火をつけられた5本目のイエス・キリストの光は最後まで明るく輝き、私の行く道を示してくれます。アドベント・リースを見つめながら、救われたことの意味を考え、喜びに浸りました。

 愛餐会と午後の祝会も祝されました。たくさんのおいしい料理、面白いクイズや出し物に、今年も時間の過ぎるのも忘れる程でした。夕方には近くのJR城野駅前でキャロリングがありました。寒い中頑張りましたね。

 12月24日(月)19:00~クリスマスイヴ礼拝 

 雪は降ってないけれど、寒い夜でした。牧師の説教は「イエスの降誕」、そしてこの度の母国への旅と研修の成果を述べられました。献身の原点に返って、宣べ伝え、人をすなどる者になる決意を新たにされたようです。

 礼拝堂はローソクの光にうつし出される讃美歌と聖書を読む信徒たちの姿がありました。人数は少ないけれど、参加できたことの喜びに包まれ、それぞれが祈りました。

「きよしこの夜」ができた時の秘話を聞いて、ますますこの歌の素朴で聖なる響きが好きになりました。

   “きよししこの夜 星はひかり すくいのみ子は まぶねの中に ねむりたもう いとやすく。
    きよしこの夜 み告げうけし まきびとたちは み子の御前に ぬかずきぬ かしこみて。
    きよしこの夜 み子の笑みに 恵のみ代の あしたの光 かがやけり ほがらかに。