サンダー獲得
ポール・ジョージ
ペイサーズ獲得
ビクター・オラディポ
ドマンタス・サボニス
ビッグニュースが入ってきました。
これにはさすがに驚かされましたよ。
東のスター、ポール・ジョージがサンダー加入です。
「1年後にFAになる(プレイヤーオプションの為本人が決められる)」
というまさかの宣言により、ドラフト前から今オフの目玉となっていたジョージ。
やれセルティックスだ、やれウィザーズだ、やれレイカーズだ、やれキャブスだ
散々噂になった結果、最終的に噂にすらなっていなかったサンダーが獲得してしまいました。
余談ですが、相変わらずサンダーは獲得が確定するまで何も情報を漏らしませんね。
逆に噂になっているものは大抵デマか可能性がほぼないまのばかりです。
素晴らしいです。
実際今回のトレード内容を見てみると、サンダーはかなり良かったのではないでしょうか?
まずジョージの実績です。
▪️オールスター出場 4回
▪️オールNBA3rdチーム 3回
▪️オールディフェンスチーム 1st 1回、2nd 2回
▪️MIP受賞
▪️リオ五輪金メダル
昨シーズンの成績は
23.7P 6.6R 3.3A 1.6S
FT89.8% FG46.1% 3P39.3%
※太文字はキャリアハイ
記憶に新しい方もいらっしゃると思いますが、2014年にアメリカ代表戦の練習試合で重傷を負ってしまっていますが、上記の通り完全復活、いや更に成長しています。
昨シーズン、サンダーはラスのワンマンチームだったのが誰の目からも明らかでしたので、ラスの負担を軽減しチームを勝利に導く。
頼れる相棒の獲得はチームにとって非常にプラスに作用するでしょう。
一方、放出となったオラディポとサボニス。
ちょうど1年間という短い期間でしたが、ありがとうございました。
少なくともサンダーにてスタメンを張っていたこの2人抜きにラスのシーズントリプルダブルはもちろんシーズンMVPはなかったでしょう。
期待もあっただけに非常にさみしいです。
ただよくよく考えるとちょうど1年前にやってきたこの2人。
イバカとのトレードでマジックからやってきました。
つまり、今回のトレードにより実質イバカとジョージをトレードしたようなもの。
うん、良いディールです。
さて余談はさておき、内容に戻ります。
各選手のサラリーです。
ジョージ(19.6/20.5PO)
オラディポ(21.0/21.0/21.0/21.0)
サボニス(2.5/2.6TO/3.6TO/4.8QO)
僕は兼ねてからオラディポの契約は割高なのではと言ってきました。
昨シーズン、出場した全ての試合でスタメンではありましたが、成績はというとキャリア平均を少し下回るくらいだったのです。
まあ大半のことをラスがやっていたので、参考値にしかなりませんが、いくらなんでも4年84milは割に合わないだろうということです。
実際以前にロバーソン残留案を考えた時、サラリーの部分で完全に足を引っ張っていました。
なんたって上の通りジョージよりもサラリーが高くなっていますので、そりゃ妥当なサラリーとは言えません。
また4年という期間での縛りも地味にきつかったので、納得のものでした。
次にサボニスです。
昨年のルーキーとして、ギブソンが加入するまでずっとスタメンで頑張っていました。
その頑張りの甲斐もあってルーキーチャレンジに選出。
しかし、それがピークでした。
ドノバンHCも根気強く起用していましたが、ギブソン加入後はスタメンを奪われプレイオフでは出場すらできない試合もあったほどです。
成績はというと
5.9P 3.6S FG39.9%
さすがにPFでFG%4割を割ってはいけません。
結局外れ年と言われた昨シーズンのルーキーの中、81試合中66試合スタメンで出場したのにも関わらずオールルーキーチームには選出されませんでした。
とは言え、若く伸び代は十分にあると思います。
しかし比較相手が悪かった。
それはジョージ獲得の方がチームへプラスになりますよ。
最後にジョージですが、僕は1年後にチームを出ていかれてもいいと思っています。
それと同時にサンダーに惚れ込んで再契約というシナリオも密かに考えいますが。
実際オラディポの重い契約がなくなったので、来シーズンジョージがいなくなったはなったでサンダーは相当キャップスペースに余裕が出てきます。
それこそ今オフみたいにサラリーでがんじがらめの中で針の穴を通すような補強をするのではなく、余裕を持って補強に望めばいいのではないでしょうか?
ラスの契約延長もあることですし。
という内容でございました。
改めてサンダーにスターの加入です。
そして、それを(こんな言い方失礼かもしれませんが)たったオラディポとサボニスだけで獲得できてしまったんです。
ペイサーズの足元を見まくったナイスディール。
プレスティ神は相変わらずです。
毎度ありがとうございます。
さて、実は今回のトレードでサンダーは多少サラリーを軽減できています。
7/1時点でトータルサラリーは108.4milです。
タックスラインが119.2milなので差は約10.8mil。
約4.25milの軽減を実現したトレードでもあったのです。
これが具体的に何を意味するのかという、他でもないロバーソンの再契約。
ぶっちゃけどんなに高い契約が飛んで来ようとマッチできます。
とは言え、タックスの支払いは恐らく避けるであろうサンダーはまだ動きそうです。
少なくともあと5milは減らしたいところ。
そうなるとちょうど5mil付近のシングラー、アブリネスあたりが無償トレードの対象となるのでしょうか?
動きが遅いようであれば、また妄想記事を書きたいと思ってますが、端的に言うとシングラーさん、あたなです。
最後にロスターの確認です。
PG ラス/セマジ
SG (ロバーソン)/アブリネス/マクダ
SF ジョージ/ファーガソン/シングラー/ヒュースティス
PF カンター/ジェラミ/ラショーン・トーマス
C アダムス
PGとインサイドの補強必須です。
コリソン、ギブソン、、、
まだ動きがありそうですけれど(シングラーとかシングラーとか)、アブリネスは死守してほしいというのが正直な気持ちです。あと、ダカリ・ジョンソンとダニエル・ハミルトンがずいぶんいいらしいので、見てみたいという思いもあります。一方で、もしかしたらこのメンツを見て、FAで来てくれる選手も現れるのではとも。ゲイとか来てくれないかなと妄想を楽しんでいます。
houの補強ポイントはPGじゃない。ハーデン・ビバリー・ゴードン・アリーザ・ルーのバックコートはNBAでも最強に近いほど機能していたのになんでビバリーを放出してしまったんだありえない。
ビバリーが居なくなれば誰がラッセルやカリーを守備するっていうんだ。そもそもハーデンが攻撃に集中できたのもビバリーが守備を一手に担っていたからこそのもので年俸も安いし3pは確率高いし、ビバリー以上の選手なんていないのに。
houに必要だったものはウィングを厚くするpjタッカーのようなSFであり、インサイドの守備と3pを兼ねるイバカのようなPFだったはず。
それら両方か、どっちか。その補強が出来れば契約問題に揺れるGSWを差し置いて優勝も無理じゃないと踏んでいたのに。
何で……何で生え抜き鉄壁ディフェンダーのビバリーや点取り屋のルーを出してウィングを削ってしまうんだ。
ウィング削ったら負担が増して怪我するにきまってるのに。
クリポとPG13トレードしませんか(白目)
誰もが予想していないところからジョージを連れてきてしまいました。
仮に1年レンタルだったとしても仰る通りラスに対するアピールという一面もあります。
しかし、補強としてはまだまだなのでサラリーをギリギリの部分で行き来しながらトレード・FA獲得をやっていくことになるでしょう。
シングラーさん単体でどこまで価値が出るのか、マクダあたりとセットでようやくなような気がします。
サマーリーグ組みはハミルトンが頑張ってます。
ダカリはちょっと動きが遅いように感じます。
今回のCP3獲得は賛否両論ありますよね。
ディフェンス面ではかなりレベルが落ちてしまいましたが、一方でビバリーがオールディフェンシブチームに選出されたからこそCP3と釣り合う価値が生まれたのかな、なんて思ってもいます。
そもそもハーデンがPGとして機能したのに純正SGに戻して大丈夫なのか?とも思います。
HOUですと謎の中国人ビッグマンが加入してましたので、タッカーやイバカに向けた期待を彼に向けてあげて下さい。
とりあえずCP3とジョージのトレードはお断りします笑